7月20日~21日には、Box-C運用として高度約6kmまで降下しました。その時に撮影しました画像の一部を、7月25日の記事や7月31日の記事でご紹介しました。また、着地候補地点の記事の中でもBox-Cの画像を使って候補地点が示されています。
ここでは、Box-C運用でONC-T(望遠の光学航法カメラ)で撮影しました画像を、約30度おきに12枚、掲載します。参考までに、着地候補地点の位置を記載したものも並べて示しますので、まず着地候補地点の位置を下の図1に示しておきます。
図1 リュウグウ表面の写真の上に示した着地候補地点の位置。L08と示された領域がタッチダウンの候補地で、L07とM04がバックアップとして選ばれた候補地である。MA-9がMASCOTの着地予定領域、N6がMINERVA-II-1の着地予定領域になる。(©JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研)
では、以下に画像を示しますが、ここでは画像の向きに注意してください。以下の画像では、図1に合わせて、リュウグウの北極を上にしてあります。これまでの画像(7月25日の記事や7月31日の記事)とは向きが逆になっています。ちなみに、リュウグウの北極は、地球で言うと南極の方になります。これは、リュウグウが地球と逆向きに自転しているためです。
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画像クレジット※:JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研
※:画像を引用する場合にはクレジットを記載してください。もしクレジットの短縮が必要な場合は「JAXA、東大など」と表記してください。