2025年9月30日(日本時間)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)とフランス国立宇宙研究センター(CNES)は、月震計ネットワーク研究に関する協力活動の実施取決め(Implementing Arrangement: IA)に署名いたしました。

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左から、 JAXA山川理事長、藤本 ISAS 所長、CNESスーシェ最高執行責任者、 ジャック総裁 (クレジット:JAXA)

署名式は、JAXA宇宙科学研究所の藤本正樹所長とCNESのリオネル・スーシェ最高執行責任者が出席し、 JAXA山川宏理事長およびCNESフランソワ・ジャック総裁立会いの下、オーストラリア・シドニーで開催された第76回国際宇宙会議(IAC 2025)の機会にて行われました。

月震計ネットワークは、月面に設置した複数の地震計により月震(月の地震)を観測しデータを集めることで月の内部構造や活動を把握するためのシステムであり、国際協力を通じて月面における卓越した科学成果の創出を可能にします。

JAXAとCNESは共同で、このシステム構築に参加することを目的とした長期的な協力シナリオを検討するとともに、月震計の開発および日本の月着陸機への搭載・設置に関するフィージビリティ・スタディ(実現可能性の調査)を実施します。

本IAに基づく協力活動は、JAXA-CNES機関間協定の枠組みにおいて実施されます。今回の合意を受けて、JAXAは引き続きCNESと連携し、国際的な月探査科学の発展に貢献していきます。