リュウグウ表面の地名がIAU(国際天文学連合)のDivision F(Planetary System and Bioastronomy)のWorking Group for Planetary System Nomenclature で審議され、2018年12月に承認されました。

図1 は、地名を載せたリュウグウの地図です。また、図2 は、リュウグウの4方向からの写真に地名を重ねたものです。これらの図では、リュウグウの北極が上になっています。リュウグウは逆行自転をしていますので、リュウグウの北極は地球の南極の方向であることにご注意ください。

図1:リュウグウの地名地図

図1 リュウグウの地名地図
トリトニスとアリスの不思議の国は、それぞれMINERVA-II1とMASCOT着陸地点のニックネームで、IAUに認められた地名ではない。(画像のクレジット:JAXA
※リュウグウの画像はONCチーム(JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研)による。

(2019.2.1訂正. 最初の記事では「トリニトス(Trinitas)」と記載されていましたが、「トリトニス(Tritonis)」に修正しました。MINERVA-II1の着地点名の訂正について

図2:リュウグウの地名とその位置

図2 リュウグウの地名とその位置
トリトニスとアリスの不思議の国は、それぞれMINERVA-II1とMASCOT着陸地点のニックネームで、IAUに認められた地名ではない。(画像のクレジット:JAXA
※リュウグウの画像はONCチーム(JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研)による。

(2019.2.1訂正. 最初の記事では「トリニトス(Trinitas)」と記載されていましたが、「トリトニス(Tritonis)」に修正しました。MINERVA-II1の着地点名の訂正について

地名の由来や決定までの経緯など、詳細は「はやぶさ2」プロジェクトのページをご覧ください。