小惑星探査機「はやぶさ2」は、小惑星Ryugu(リュウグウ)へ向けた第3期イオンエンジン連続運転を行っておりましたが、6月3日の探査機運用において取得したテレメトリデータ(*)より、6月3日15時16分(日本標準時)をもって、正常に終了したことが確認できました。

平成30(2018)年1月10日から開始した連続運転の時間は約2,426時間となり、計画どおりの稼働時間となっています。

(*)6月3日の「はやぶさ2」運用時間:6月3日10時00分~6月3日17時00分(日本標準時)

イオンエンジン連続運転の終了は、6月3日の運用中に予め探査機に送信したコマンドプログラムのタイムシーケンスの中で自動的に行われました。

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イオンエンジン連続運転終了を確認した時の運用管制室の様子 (c)ISAS/JAXA