運用中小型高機能科学衛星「れいめい」

大型ロケットの余剰能力を利用し、極めて低コストで大型衛星とともに打ち上げられる相乗り小型衛星として開発された小型高機能科学衛星。次世代衛星技術の軌道上実証、若手の技術者や科学者の育成、小規模で高頻度な理工学ミッションの実現を目指す。

太陽観測衛星「ひので」 磁気圏尾部観測衛星 GEOTAIL

小型高機能科学衛星「れいめい」は、大型ロケットの余剰能力を利用し、極めて低コストで大型衛星とともに打上げる相乗り小型衛星として開発されました。小型化・低コスト化の実現により、
1、次世代衛星技術の軌道上での実証
2、若手の技術者・科学者の育成
3、小規模、高頻度の理工学ミッションの実現
を促進することを目指します。

機体データ

名称(打上げ前) れいめい(INDEX)
国際標識番号 2005-031B
開発の目的と役割 次世代の先進的な衛星技術の軌道上での実証
小規模、高頻度の科学観測ミッションの実現
打上げ日時 2005年8月24日 6時10分(日本標準時)
場所 カザフスタン共和国
ロケット ドニエプル(OICETSと相乗り)
質量 約72kg
形状 約62×62×72cm
軌道高度 近地点610km 遠地点654km
軌道傾斜角 97.8度
軌道種類 略円軌道
軌道周期 97分
姿勢制御方式 バイアスモーメンタム方式の三軸姿勢制御方式
主要ミッション機器 ・スタートラッカ(STT)
・スピン/ノンスピン型太陽センサ(SSAS/NSAS)
・地磁気センサ(GAS)
・三軸の光ファイバジャイロ(FOG)
・アクチュエータとしてリアクションホイール(RW)
・磁気トルカ(MTQ)
・多波長オーロラカメラ(MAC)
・オーロラ粒子観測器(ESA/ISA)
運用 すべての搭載機器は軌道上で正常な動作状態であり、工学的ミッションである薄膜反射器を用いた太陽集光パドル、超小型のGP受信機などの先進的衛星搭載機器技術の軌道上実証が成功裏になされた。
観測成果 衛星工学と宇宙科学の両面におけるミッション科学的成果を達成し、小型衛星の有効性を明示した。