国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)と欧州宇宙機関(ESA)が推進する国際水星探査計画 BepiColombo(ベピコロンボ)※1 の水星磁気圏探査機「みお」は、現在放映中のTVアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の応援を受け、コラボコンテンツとして以下の応援ポスター及び応援ボイスを公開しました。

※ 応援ポスター及び応援ボイス動画の掲載期間が終了しました。(2024/03/31)
 引き続き応援よろしくお願いします。

ベピコロンボは2018年10月に打ち上げられて以降、2025年12月の水星到着に向けて順調に航行を続けています。合計9回予定されている惑星スイングバイのうち地球で1回、金星で2回、水星で3回の計6回を終えました。3回目の水星スイングバイは2023年6月20日4時34分(日本時間)に実施し、過去2回の水星スイングバイ同様に、今回も水星まで約236kmまで接近しました。

第3回水星スイングバイ時にベピコロンボ探査機推進モジュール搭載のモニタカメラが捉えた水星の姿
(©ESA/BepiColombo/MTM)

※ 1  国際水星探査計画 BepiColombo(ベピコロンボ)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)担当の水星磁気圏探査機「みお」(MMO:Mercury Magnetospheric Orbiter)と欧州宇宙機関(ESA)担当の水星表面探査機(MPO:Mercury Planetary Orbiter)の2つの周回探査機で水星の総合的な観測を行う日欧協力の大型ミッションです。2つの探査機を搭載したアリアン5型ロケットは、2018年10月19日(金)22時45分28秒(現地時間)(10月20日(土)10時45分28秒(日本標準時))に、フランス領ギアナのギアナ宇宙センターから打ち上げられました。ロケットは正常に飛行し、打上げから約26分47秒後に両探査機を正常に分離したことを確認しました。
BepiColomboは、約7年かけて水星に到着し、世界初となる2機の探査機の周回軌道への投入を行います。役目を終えた電気推進モジュールを分離した状態で水星周回軌道投入を行い、まず「みお」を投入し、その後MPOを投入し、科学観測を行います。