国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、SS-520 5号機による超小型衛星打上げの実証実験について、搭載部品の一部に不具合が確認されたため、平成29年12月28日の実施を見合わせておりましたが、原因究明・対策を行い、下記のとおり実験予定日を決定しましたのでお知らせいたします。

実験予定日

平成30(2018)年2月3日(土)14時00分頃~14時20分頃(日本標準時)(※1)

実験期間

平成30(2018)年2月3日(土)~平成30(2018)年2月12日(月)(※2)
(実験予備期間を含む)

実験場所

内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝属郡肝付町)

天候その他の理由で上記日時に実験を実施できないと見込まれる場合は、速やかにお知らせします。

※1:実験予定時刻は今後の詳細解析により最終的に決定します。
※2:実験予備期間中の実験予定時刻は、実験日毎に設定します。

実験概要

2017年1月のSS-520 4号機の実験失敗に対する対策を施し、民生技術を用いたロケットによる超小型衛星打上げの実証について、再実験を実施します。
本実験は経済産業省 平成27年度宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業(民生品を活用した宇宙機器の軌道上実証)の採択をうけて実施するものです。

 

参考: SS-520 5号機並びに搭載ペイロード(TRICOM-1R)について

SS-520 5号機について搭載ペイロードTRICOM-1Rについて