既報のとおり、1月7日に相模原キャンパスの構内西側中央機械棟におきまして、非常用自家発電設備の点検作業中に大きな爆発音と煙が発生しました。

当該設備のディーゼルエンジンの点検及び内部の確認検査を踏まえ原因究明を行いました結果、この爆発音は、定期点検後の試運転のためにディーゼルエンジンを起動した際にエンジンが十分に温められていなかったため* に燃焼不良が生じ、エンジンの排気口に滞留した未燃焼ガスが発火して発生したものであることが判明しました。

* 定期点検において冷却水の入れ替えを行いましたが、その後のエンジン起動の前に冷却水を温める時間が不足していました。

今後は、定期点検後の試運転を開始する前のエンジンの温度を確認する手順を徹底することにより再発防止に努めます。

この度は近隣の皆様をはじめ、多くの方々にご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。

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