秋田県能代市では8月10日(日)から8月17日(日)まで「のしろ銀河フェスティバル2025」が開催され、能代市が宇宙一色に!
能代ロケット実験場も8月16日(土)、17日(日)に特別公開として様々なイベントを行いましたので、その様子を少しだけご紹介します。

小惑星探査機「はやぶさ2」が2020年に地球へ持ち帰ってきた小惑星リュウグウの砂(実物試料)を公開!実はこれまで秋田県では展示したことがなく、県内初公開だったんです。この展示を目的に来場していただいた方もいらっしゃいまして、たくさんの方にご覧いただきました。

近隣で開催されていた学生ロケットの打ち上げに参加していた新潟大学の学生さんもリュウグウの試料と研究者の話に興味津々!背中には「地球(ここ)にはもうあきた(秋田?)」の文字が。スケールが大きいですね・・・!

今年もやってまいりました、「宇宙学校SPECIAL」!!
宇宙科学に関して、JAXAの研究者がわかりやすく解説します。
1限目は「ロケット開発の新しい地図 ~JAXAとベンチャーの両方の立場から~」をテーマに、宇宙科学研究所の准教授でありながら、JAXAベンチャー株式会社ロケットリンクテクノロジー取締役でもある 三浦 政司 准教授が講演しました。

お子さんからは「宇宙開発の中で一番胸がときめく瞬間はなんですか?」と素敵なご質問も。
2限目は「はやぶさ2とプラネタリーディフェンス」をテーマにJAXAプラネタリーディフェンスチーム長の 吉川 真 准教授が講演。

「小さな天体でも地球にぶつかると大きな災害になるため、未然に防ぐ活動がプラネタリーディフェンスです。」
映画のような話ですが、JAXAも様々な活動に取り組んでおります。

能代市はバスケの街ともいわれており、秋田県のプロバスケットボールチームとのコラボ企画も実現しました。

能代ロケット実験場といえばロケットの燃焼試験。実験班員として燃焼実験の運用練習を体験できる燃焼試験管制デモを行いました。

宇宙系VTuber3名が勢ぞろいして、JAXA研究者とのスペシャルトークセッションが行われ、プラネタリーディフェンスについて、皆さん和気あいあいと楽しく、かつ真剣な座談会になりました。

皆さんの楽しい夏の思い出に加えていただけましたら幸いです。ご来場いただき、ありがとうございました。

今年のYouTube配信も村上豪チームでお送りいたしました!
当日の配信の映像は↓のリンクからご覧いただけます。
- 宇宙学校スペシャル
https://www.youtube.com/watch?v=7Fx6RSZKwlQ - JAXA×VTuberスペシャルトークセッション
https://www.youtube.com/watch?v=TuUYaLIf4GE - JAXA x 秋田ノーザンハピネッツ トークイベント
https://www.youtube.com/watch?v=7S8s_qhTK3M
(2025/09/12)
