「ひさき」は"極端紫外"という一般にはあまり耳慣れない波長帯の光を使って惑星を観測しています。いわゆるお肌の大敵である"紫外線"よりも波長は短く、レントゲン撮影に使われるX線よりは波長が長い、微妙な領域の光です。そんなマイナーな存在の極端紫外光を少しでも身近に感じていただくという使命を抱いて(?)誕生したのが、「ひさき」のゆるキャラ(非公認)の「きょくたん」です。もともとはプロジェクト室のホワイトボードの落書きからうまれたキャラクターですが、「きょくたん」を通して少しでも「きょくたん紫外」について皆さんに興味を持っていただけたら幸いです。
コラム 1:「きょくたん」誕生秘話
吉岡 和夫(東京大学 講師)