みなさんは「ひさき」の名前の由来をご存知でしょうか? 鹿児島県肝付町にある岬の「火崎(ひさき)」と、観測対象の惑星が「太陽(ひ)の先」であることが「ひさき」の由来です。火崎は、内之浦で一番最初に朝日が昇り、漁の安全を祈願する場所とされています。肝付町にとって新しい夜明けの象徴となってほしい、内之浦を旅立つ船(イプシロン)の安全な航行を祈りたい、との想いも込められています。当然ながら命名前にはプロジェクトメンバー有志で火崎へのお参りも忘れてはいません。うっそうと生い茂る身の丈ほどもある草木をかき分け、急斜面の道を抜けるとようやく火崎へとたどり着きます。そこには目印としてそびえ立つ灯台と御崎神社が隣り合って並んでいます。その後の「ひさき」の活躍からお分かりの通り、御利益はお墨付きです。内之浦へお越しの際は新名所、火崎への御参りはいかがでしょうか?(安全にはくれぐれもお気をつけください。)

肝付町にある「火崎」からの景色

肝付町にある「火崎」からの景色