3 . 25(FRI) |
ご参加・ご視聴いただいた皆さま、ありがとうございました! [開催報告]
番組ごとのアーカイブ映像をYouTube JAXA相模原チャンネルにて公開しました。
ぜひご利用ください。
YouTube - JAXA相模原チャンネル 【オンライン特別公開2021 アーカイブ】
JAXA相模原キャンパス特別公開は、今年度もオンラインで2日間開催します。宇宙科学研究所のプロジェクトやグループが、研究内容・将来計画などの最新情報をライブ&ビデオでお送りします。今回は、中高大学生にも楽しんでいただけるセッションも企画しました。
Zoomウェビナーでご参加の方はQ&Aの時間に直接質問をすることも可能です。ぜひご参加・ご視聴ください。お待ちしています!
(※プログラムは今後も変更となる可能性があります。ご了承ください。)
ー特別企画ー
・3/25(金)12:15- 「Youは何しに宇宙研へ?」「「宇宙研 ゆるキャラ 総選挙」政見放送!」ほか?!
・3/26(土)12:05- 「生放送企画 そらむすび」 :皆様の宇宙に対する熱い思いを募集します!
※「宇宙研ゆるキャラ総選挙」 :投票フォームは 26日 13:00まで!
※宇宙科学探査交流棟、相模原市立博物館でも視聴できます。詳細はこちらをご覧ください。
開催概要
日時 | 2022 年 3 月 25 日(金)・26 日(土) 10:00 〜 17:10 |
---|---|
開催方式 | ・YouTubeライブ配信(録画番組あり) [申込不要] ・Zoomウェビナー配信 [要参加登録] (Q&Aへの参加可能・定員先着500名) |
URL | ・【3/25 (金)】 YouTubeライブ ・【3/26 (土)】 YouTubeライブ ・【3/25 (金)】 視聴者参加型(Zoomウェビナー)申し込み ・【3/26 (土)】 視聴者参加型(Zoomウェビナー)申し込み ※ すべての番組はYouTube配信とZoomウェビナーのどちらでも同じ内容が視聴できます。 ※ Zoomウェビナーに参加すると、各日2回ずつ設けられているQ&A枠の時間に直接質問することができます。 |
同時開催: リアルイベント |
宇宙学校・さがみはら 【相模原市立博物館】 3 月 26 日(土) 10:00 ~ 12:15 ※ 3/26は 相模原キャンパスにフードトラックが来ます。キャンパス内の生協も臨時営業します。詳細はこちらをご覧ください。 |
SNS | ・Twitter(@ISASopen) ・TikTok(@jaxa_isas) ・Instagram(@isas_jaxa) ※ ハッシュタグ #ISASopen で感想やコメントお待ちしています! |
視聴者アンケート | 視聴者アンケート(視聴後にぜひご協力お願いします!) <ご協力ありがとうございました。> |
参加費・対象 | 無料・どなたでもご参加いただけます。 |
主催 | JAXA宇宙科学研究所 |
番組表
- オンライン特別公開 番組表(3月25日・26日) (3月22日 更新)
番組内容 (3月25日(金))
3 . 25(FRI) |
10:00- オープニング
Live
宇宙開発を⽀える ─ 技術開発の最前線 ─ |
10:10-宇宙で生きる曽根理嗣 (宇宙機応用工学研究系/「れいめい」所内プロジェクトチーム) Live |
宇宙探査では、探査機を生かすために太陽電池により発電を行い、一部の電気をバッテリにためて運用を行います。また、探査が多様化し有人探査が拡大する中では、電力の確保と併せて、ヒトを生かし続ける技術が重要になります。私たちの研究室では、「れいめい」衛星における16年の電力マネージメントの知見を活かし、探査機の不具合における電力回復や次世代探査機の電力確保の研究を進めつつ、多様かする宇宙探査に対応するための次世代生命維持技術の研究を推進しています。
地上ではSDG'sが叫ばれる中で、私たちの宇宙探査技術は、宇宙のみならず地上の環境問題解決の糸口にもなるのではないかと期待しています。
10:30- 研究開発部門 第三研究ユニット(JEDI)ロケット開発を支えるシミュレーション研究開発部門 第三研究ユニット Video |
H3やイプシロンなどJAXAのロケット開発を支える数値シミュレーションについて、最新の研究成果をご紹介します。普段は見ることのできないエンジン内部の流れや、大規模なシミュレーションを可能にする最新のJAXAスパコンなどわかりやすく解説します。
10:45- 科学衛星運用・データ利用ユニット宇宙機と地上を繋ぐ架け橋〜管制・運用から観測データ公開〜西山万里(C-SODA)、増田敬史(C-SODA)、三村恭子(C-SODA)、稲田久里子(C-SODA) Video |
ロケットで宇宙空間に打ち上げられた宇宙機は、宇宙に出てからが本格的なお仕事の始まりです。目的の星に向かったり、旅の途中で観測したり、星をじっと見つめて観測したり。
そんな宇宙機を地上からコントロールする、宇宙機管制・運用についてご紹介します。
宇宙機が取得したデータは地上に届けられます。宇宙機が見てきたデータがどのようにみなさんのところに届くのか、わかりやすくご説明します。
11:00- 田中孝治(宇宙エネルギー工学)研究室太陽発電衛星とは?阿久津壮希・大西隆広(東京理科大学)、岸田祐輔・金子美稀・東川宗嗣(法政大学)、山神達也(総合研究大学院大学) Video |
私たちは、田中孝治(宇宙エネルギー工学)研究室です!当研究室では、宇宙でのエネルギーの発生、変換、伝送などの先端的な基礎技術、宇宙エネルギーの利用方法、エネルギーシステムと宇宙環境との相互作用に関する理工学研究を行うとともに、 太陽発電衛星や惑星探査機のエネルギーシステムの研究を行っています。本番組では、太陽発電衛星についてご紹介します!
11:15- 無線干渉計検討グループ(津田研究室)衛星で作る電波干渉計!-無線干渉計検討グループ-藤田雅大 (東京大学大学院工学系研究科(津田研究室)) Video |
電波干渉計は、複数の望遠鏡で観測を行うことで、望遠鏡間の距離と等価の大きさの望遠鏡で観測するのに匹敵する解像度を得られる、というものです。これを地上の望遠鏡ではなく複数の衛星を使うことで、解像度を高くすることができます。しかし、従来の電波干渉計の信号処理手法では、実現性に課題がありました。当グループでは、こうした課題を解決する方法について研究を進めています。今回は、その内容について紹介します。
11:35- 戦略研究(工学系)非同期 1-way 測距とその宇宙探査機への応用川口淳一郎 (JAXA宇宙研 OB) Live |
大学、スタートアップ等、小規模な組織による、月以遠、深宇宙探査の実施では、いわゆる測距計測に課題を残している。本番組で紹介する方式と装置は、既存のGNSS 型の計測をベースにするもので、簡易なリソースで、測距を可能とするものである。運用する地上側には、機上装置と共通の装置を準備するだけで、自在な深宇宙探査運用を実現する。本番組では、完了した地上試験の結果を示し、その開発状況をご紹介する。
11:55-Q&Aコーナーウェビナーに参加の方は直接質問をすることができます! Live |
12:15- 特別企画「Youは何しに宇宙研へ?」
Video |
※ 「宇宙研 ゆるキャラ 総選挙」 投票フォームは 26日 13:00まで!
10年先の宇宙を観る ─ 次世代プロジェクト ─ |
13:15- XRISMプロジェクトX線分光撮像衛星XRISM。ブラックホール、超新星爆発、ダイナミックな宇宙についての質問、お答えします!山口 弘悦(宇宙物理学研究系)、田代 信(XRISMプロジェクト)、生田 ちさと(学際科学研究系) Live |
X線で宇宙を観る天文衛星XRISMが挑む三つの謎について紹介した後、研究者が皆様からのご質問にお答えします。
X線天文学はまだ60年に満たない歴史しかもたない新しい学問です。しかしその短い歴史の中でも、ブラックホールや中性子星といったこれまで知られていなかった天体の観測をおこなったり、銀河間高温プラズマを見つけたり、常に新しい宇宙の姿を世界に提供してきた分野です。それは新しい観測技術が宇宙の新たな姿を明らかにしていく歴史でした。この企画では、X線で観る宇宙の魅力を皆様にお伝えいたします。
13:35- AthenaAthena 計画 〜熱く活動的な宇宙を観る〜山崎 典子(宇宙研)、松本 浩典(大阪大)、山口 弘悦(宇宙研) Live |
Athena(アテナ)は、2030年代に欧州宇宙機関(ESA)が打ち上げを予定する大型X線天文衛星です。日本からも多くの研究者が参加します。本番組では、Athenaが取り組む謎や、ミッション成功の鍵を握る日本の冷却技術についてご紹介します。また、XRISMをはじめとするISASの宇宙物理学ミッションとの関係についても解説します。
13:55-宇宙研が取り組む太陽系外惑星探究亀田 真吾(立教大)ほか Live |
太陽系以外にも様々な恒星の周りに惑星が発見され、その数はすでに4000個を超えています。果たしてその中に地球のような生命を育む惑星はあるのでしょうか?世界的に太陽系外惑星の観測計画が活発に進められる中、当番組ではJAXAが取り組む太陽系外惑星探査の最前線についてご紹介します。
14:15- 赤外線位置天文観測衛星 JASMINEJASMINEによる天の川銀河の歴史の解明と系外惑星探査片坐 宏一 (宇宙物理学研究系) Video |
JASMINE(ジャスミン)は、宇宙空間で非常に高安定な赤外線望遠鏡を用いて天の川銀河の中心付近の星々の運動を正確に観測することで、私たちの銀河が誕生以降、どのような変化を遂げて現在の姿に至ったかを紐解きます。また、この高安定な望遠鏡の特徴を活かして、太陽より暗い恒星の周りで生命を育みうる地球型系外惑星探しも行います。
14:30- LiteBIRD宇宙創生に迫る宇宙マイクロ波背景放射観測衛星 LiteBIRD堂谷忠靖・マツダフレドリック・小栗秀悟・綿貫一也・小田切公秀(JAXA)、高倉隼人・中野遼(東大)、増村亮(東工大)、富永愛侑(東大) Video |
宇宙はどのように誕生したのか?この問いに答えるべく、宇宙最古の光を捉える宇宙望遠鏡の開発が進められています。宇宙の始まりとされているビッグバンは,実は発生メカニズムが解明されていません。最も有力な仮説は,宇宙の急激膨張が起こったとするインフレーション宇宙論です。LiteBIRD衛星では、ビッグバンの残光である宇宙マイクロ波背景放射に潜む「偏光」に着目した最先端の観測でその謎に迫ります。
14:45-Q&Aコーナーウェビナーに参加の方は直接質問をすることができます! Live |
⽔星、⾦星、そして⽉ ─ 太陽系探査 ─ |
15:05- OMOTENASHI / EQUULEUSEQUULEUS / OMOTENASHI 打ち上げ直前ライブ橋本 樹明、船瀬 龍 Live |
EQUULEUS/OMOTENASHIはNASAの大型ロケットSLSで打ち上げられる超小型探査機です。来年度初期の打ち上げが予定されており、3月は運用訓練を進めています。特別公開当日は、プロジェクトマネージャによる衛星概要説明と、運用訓練の様子をライブ配信します!
15:25- 月極域探査機(LUPEX)プロジェクトついにJAXA内でプロジェクトが始動!月極域探査機(LUPEX)麻生 大 (国際宇宙探査センター) Video |
3月からJAXA内でプロジェクトが設立、出来立てほやほやのLUPEXプロジェクト。月面を走行するローバや、ローバに搭載される観測機器についての最新情報をお届けします。
15:45- SLIMプロジェクト月着陸実証機SLIMにまつわる裏話 -SLIMはこうして一本足になった-河野太郎 (研究開発部門第2ユニット) Live |
「降りたいところに降りる」小型月着陸機SLIMの形状についてご紹介します。
16:05- あかつき後期運用チームあかつきと世界の金星探査中村 正人、佐藤 毅彦、山崎 敦、今村 剛、他チームメンバー Live |
あかつきの発見から、来たる海外ミッションへの期待などを紹介します。
16:25- ひのでプロジェクトJAXAの太陽研究者が語る!太陽重大ニュース坂尾 太郎(ISAS/JAXA)、清水 敏文(ISAS/JAXA)、鳥海 森(ISAS/JAXA)、吉田 南(東京大学・ISAS/JAXA) Video |
私たちの最も身近な星「太陽」は、新たな11年活動周期に突入し、現在もその活動度を高めています。また、「ひので」衛星をはじめとする世界の太陽望遠鏡や探査機は順調に観測を続け、2020年代の打ち上げを予定するJAXAのSolar-C(EUVST)計画も着実に検討が進められています。番組では、現役の研究者が最近の太陽重大ニュースを紹介し、これからの太陽研究の展望を語ります!
16:45- BepiColomboプロジェクト間もなく折り返し!ベピコロンボ・「みお」水星までの旅小川 博之(JAXA宇宙研)、村上 豪(JAXA宇宙研)ほか Live |
国際水星探査計画BepiColomboは2018年10月に打ち上げられ、2025年12月の水星到着までの旅半ばまでやってきました。本番組ではBepiColomboおよび水星磁気圏探査機「みお」の全体概要や最新状況、運用の様子やプロジェクトチームについてご紹介します。
17:05- クロージング
Live
3 . 25(FRI) |