5月5日に相模原市のほねごり杜のホールはしもとで 「宇宙科学講演会2026 惑星探査、その瞬間に立ち会う -はやぶさ2♯・Hera・みお・MMXの挑戦-」 を開催しました。
例年と異なる会場での開催となり、お客様がどれだけいらしていただけるかを心配していましたが、予約開始直後に満席となってしまい、JAXAの惑星探査への期待が高まっていることが実感できました。
今回、講演だけではなく、宇宙開発の最前線を体験してもらうことをコンセプトとして「空間演出」という試みを行いました。星空をイメージした照明や未知の空間をイメージしたスモークなどを駆使し、ワクワク感を演出してくれました。

(左) 空間演出ではじまる前から「ワクワク」 (右) 立ち込めるスモーク中登場した津田副所長
第一部では、今年注目の4ミッション(はやぶさ2♯、Hera、MMX、みお)の各研究者がプロジェクトの概要や注目してほしいポイントなどについて、ミニプレゼンテーションを行いました。

はやぶさ2# 三桝裕也 はやぶさ2拡張ミッションチーム長

Hera 岡田達明 Hera所内プロジェクトチーム長

MMX 小川和律 火星惑星探査機プロジェクトチーム 主任研究開発員

みお 村上豪 BepiColomboプロジェクトチーム ミッションサイエンティスト
第二部では、津田 雄一 宇宙研副所長が司会のもと、ミニプレゼンテーションを行った研究者がパネルディスカッションを行いました。


各プロジェクトでの国際協力の実情や自分たちならではの工夫、これだけは負けないという自慢話まで、普段聞くことのできない開発現場の生の声を余すところなく語ってくれました。
来場者からの質問では、
質問:はやぶさ2が小惑星トリフネをフライバイするところは地球から見られるのか。見られるとすればどの方向に見ることができますか?
三桝:地球からは小さくてみることができませんが、フライバイする方向はこっち(右)からあっち(左。津田副所長と共に手で表現)。
質問:次の世代に求めることありますか?
津田:挑戦の心を持つこと。仲間を集め、挑戦のスペシャリストになることを期待しています。
質問:はやぶさ2は「♯」として拡張ミッションが実施されているが、MMXも地球帰還後に拡張ミッションを予定していますか?
小川:MMXでは復路モジュールの燃料を地球帰還でほぼ使い切る予定なので、現段階では拡張ミッションは想定していません。
など、この機会に聞きたいと練りに練った質問が続出し、研究者たちが一生懸命答えていたのが印象的でした。

はやぶさ2がフライバイする方向を説明

研究者が答えに困る鋭い質問をする来場者
講演会後には研究者たちと来場者の方々が直接お話をする時間も少しですが設けることができました。

JAXAに入るにはどういう勉強をすればよいかと質問

Tシャツにサイン

MMXミッションに関して熱心に質問

相模原市立桜台小学校の児童さんが作成した宇宙を題材とした壮大な絵画

「宇宙なんちゃら こてつくん」フォトスポット:プラネタリーディフェンスバージョンも登場
(協力:宇宙なんちゃら こてつくん)

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(2026/05/27)
