光学班の任務は、地上や航空機からの光学観測によって、カプセル軌道と着地点を予測し、また科学的光学観測を行うことでした。総勢10名の班員は、7名が3つの地上局に、3名が航空機に配置され、カプセルの帰還を待ちました。航空機観測は導入したものの、やはり最大の関心は天候でした。幸い、初号機と同様に、雲はカプセル到着直前に晴れ上がり、すべての観測局で完璧な観測を行い、カプセル軌道を決定することができました。

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望遠追尾カメラによって撮影したカプセル火球(F=1, 800 mm)。