第4章 初期のミューと宇宙科学

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曽野綾子のこと

隠れたエピソードを紹介しよう。この打上げには、小田稔の友人である作家の曽野綾子が、特別に準実験班員として参加した。実験期間中毎日、鹿児島の鹿屋から実験場に来て、衛星班と行動を共にし、打上げ前の準備作業を熱心に見学した。

3年前のCORSAの折は、失意の実験班に声もかけず、そっと実験場を後にしたと聞いている。その後、衛星打上げの際には、実験班のために“おしるこ”を差し入れ、打上げの成功を祈ってくれるという暖かさであった。差し入れの話を聞いたご主人の三浦朱門が、

「東大のロケットは“おしるこ”を燃料にしているのですか?」とジョークを飛ばした。

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