第6章 M-3SIIの衛星たち

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「あけぼの」が明らかにしたこと

初期の成果であるオーロラ上空の電場加速の確認、赤道異常帯の発見、極域からの大気の散逸などの観測など、続々と成果をあげた。1999年7月には、10周年を迎えた「あけぼの」を記念して、カナダのカルガリーから車で1時間あまりのカナディアン・ロッキーの景勝地バンフで、ワークショップが開催された。

──50人規模のワークショップであったが、カルガリー大学のきめこまかい準備と快適な気候のおかげで、しばし学問の世界を楽しむことができた。10年以上にわたり苦楽を共にしてきた古い友人たちも多数出席しており、同窓会の雰囲気が漂うワークショップでもあった。さすがに10年の長期にわたる均質なデータの蓄積は出席者に感銘を与えたようである。──(鶴田浩一郎)

さらに史上最大規模の磁気嵐を何度も乗り越えて、11年間(太陽の1周期)の連続観測を達成して、太陽活動の変動に伴う地球磁気圏の変化を明らかにするという大きな成果をあげている。

「あけぼの/EXOS-D」の紫外線カメラによるオーロラ

「あけぼの/EXOS-D」の紫外線カメラによるオーロラ

放射線帯粒子強度の経年変化と太陽黒点数の変動

放射線帯粒子強度の経年変化と太陽黒点数の変動

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