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「ようこう」の科学的成果

「ようこう/SOLAR-A」がとらえたカスプ形状をしたフレア

「ようこう/SOLAR-A」がとらえたカスプ形状をしたフレア

「ようこう」は多くの科学的成果について、プロジェクト・マネージャーを小川原嘉明から引き継いだ小杉健郎は、次のように述べている。

──X線からガンマ線領域で働く4種類の観測装置により10年3ヶ月にわたり太陽活動の科学観測を継続し、太陽活動周期の1周期(約11年)をほぼ連続観測した世界初の科学衛星です。(中略)また画期的な性能の硬・軟両X線望遠鏡で「新しい太陽像」を獲得、そして軟X線望遠鏡は衛星に載せたX線望遠鏡として世界で初めてCCDカメラを検出器として使用し、高分解能・高画質・連続観測で超高温の太陽コロナがさまざまな空間・時間スケールでダイナミックに激しく変動する様子を鮮明に映しました。──(小杉)

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