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宇宙科学の最前線

2013年前期

2013年9月6日更新

次世代赤外線天文衛星SPICAが目指すもの

SPICA(スピカ、Space Infrared Telescope for Cosmology and Astrophysics)は、世界の研究者が協力して推進している国際宇宙天文台計画です。赤外線天文衛星「あかり」の成果をもとに宇宙進化の理解をさらに発展させることを使命とし、2022年の打上げを目指して研究開発が進められています。
(ISASニュース 2013年6月 No.387 掲載)

2013年8月2日更新

宇宙での結晶成長実験

宇宙環境の主な特徴には、さまざまな重力、雰囲気、宇宙線、広大な空間などがあります。
物質科学の一つの領域である「結晶成長」について、これまでの日本の宇宙実験を振り返ると共に、高品質結晶の育成・新素材の探索など今後の研究テーマ、さらにはそれらがもたらす科学などへの貢献を考察します。
(ISASニュース 2013年5月 No.386 掲載)

2013年7月3日更新

太陽系プラズマ科学と天体物理学を橋渡しする土星探査機カッシーニでの成功例

土星探査機カッシーニは、これまでで最も外側の惑星を周回する探査機です。はるばる土星の位置まで到達した太陽風の状態は地球でのものとは大きく異なり、宇宙プラズマに関する重要な観測的新発見がなされることが期待されています。
(ISASニュース 2013年4月 No.385 掲載)

2013年6月12日更新

観測ロケット実験を革新する再使用観測ロケット

天体観測をはじめとした理学研究や工学的な技術実証など、小型の観測ロケットは様々な目的で打ち上げられています。観測ロケットによる研究をより活発化させるためには、ロケットを再使用し打上げ機会を増やすことが最良の策であると考えられます。
(ISASニュース 2013年3月 No.384 掲載)

2013年5月20日更新

地震計で月・火星の内部を探る

地震観測は天体内部の構造を調べる効果的な方法です。月や火星の地震観測で太陽系に関する重要な知見がもたらされると期待されていますが、そのための地震計の開発や設置の問題など多くの難しい課題を解決する必要があります。月、火星での地震観測実現に向けての最新の研究開発状況を紹介します。
(ISASニュース 2013年2月 No.383 掲載)

2013年4月22日更新

化合物半導体を用いた高機能集積回路の開発と宇宙応用

宇宙用を含むワイヤレス通信機器では、ハードウェアの低コスト化は重要な研究開発の一項目です。その解決策の一つに集積回路による省面積化・高機能化が挙げられます。特に要となる高出力や低雑音の増幅回路には、高機能集積回路技術の適用が必須となります。
(ISASニュース 2013年1月 No.382 掲載)