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宇宙科学の最前線

2011年後期

2012年2月22日更新

BepiColombo MMOの熱制御系

水星のさまざまな謎に迫る「BepiColombo」ミッションが欧州宇宙機関(ESA)とJAXA(ISAS)の協力で進められています。水星は太陽に最も近い惑星であり、その過酷な環境、特に高温に耐えられる探査機が求められます。ISASが担当する水星磁気圏探査機(MMO)の開発に向けて、熱制御に関するさまざまな研究、検証が進められています。
(ISASニュース 2011年12月 No.369 掲載)

2012年1月16日更新

「あかり」が検出した謎の遠赤外線放射とは?

赤外線天文衛星「あかり」が、謎の遠赤外線宇宙背景放射を検出しました。さまざまな分析から宇宙初期に大量にあった小さめのブラックホールが起源ではないかという推測もされています。あるいは未知の物理現象が原因かもしれません。その解明に向けて今後もさまざまなアプローチが行われる予定です。
(ISASニュース 2011年11月 No.368 掲載)

2011年12月12日更新

進化を続ける固体ロケット推進薬

我が国の固体ロケットの新たな時代を担うイプシロンロケットの開発構想では、打上げシステムのさらなる発展を目指しています。これまでに培ってきた宇宙推進の基盤技術を洗練させながら、さらには国際競争力を高めるための低コスト化が図られています。
(ISASニュース 2011年10月 No.367 掲載)

2011年11月18日更新

相対論的ジェットの理解に向けて Understanding Relativistic Jets

宇宙ジェットとは、中性子星やブラックホールのようなコンパクトで物質が降着している天体によって生成される、細く絞られた磁化したプラズマの流れです。活動銀河の中心に存在する超巨大ブラックホールからは、特に目立ったジェットが観測されています。
(ISASニュース 2011年9月 No.366 掲載)

2011年10月24日更新

超小型衛星の挑戦 宇宙科学の大変革を目指して

重量が100kg未満のものを一般的に超小型衛星といいますが、このタイプの衛星の研究開発が全世界で活発に進められています。超小型衛星は、教育目的だけにとどまらず部品・機器レベルの先端技術の早期宇宙実証を可能にするなどの利点もあります。超小型衛星の意義と、その具体例について紹介します。
(ISASニュース 2011年8月 No.365 掲載)