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宇宙科学の最前線

2008年前期

2008年6月26日更新

宇宙(そら)に航路を拓く 宇宙航行システム研究系 准教授 川勝康弘

地球から目標とする天体までの探査機の経路を決める軌道設計は、宇宙探査ミッションにとって最初の、そして基本となる重要な作業です。スイングバイ技術で軌道傾斜角を変える、あるいは複数の探査機を別々の軌道に投入することも可能です。実例をあげて宇宙に航路を拓くさまざまな試みを紹介します。
(ISASニュース 2008年5月 No.326 掲載)

2008年5月27日更新

「あかり」衛星で探る星間塵の一生 東京大学大学院理学系研究科 助教 左近 樹

宇宙空間を漂っている無数の「星間塵」は、生命体の素となる有機物の形成に重要な役割を果たしていると考えられています。星間塵がどのように生まれ、どのような進化を遂げるかを知ることは天文学の重要なテーマです。赤外線天文衛星「あかり」による超新星2006jcの観測で、星間塵に関する新たな知見が得られました。
(ISASニュース 2008年4月 No.325 掲載)

2008年2月28日更新

多彩な科学観測ミッションに応える新たなアンテナ 過酷な感興下に耐える通信の要 技術開発部 探査機機器開発グループ 副グループ長 鎌田幸男

地球周回衛星や遠く離れた惑星探査機との通信に欠かせないのが、高性能で厳しい宇宙環境に耐えられるアンテナです。さまざまな科学ミッションを支え、従来にない新しいアイディアを取り入れたいろいろなアンテナの研究開発が行われています。
(ISASニュース 2008年1月 No.322 掲載)