M-V-6号機は、X線天文衛星「ASTRO-EII」を打ち上げるために開発された全備重量約140トン、全長約31m、代表直径2.5mの3段式ロケットです。M-V-6号機の概観及び主要諸元は下図のとおりです。その基本構成は、2003年5月に打上げに成功したM−V−5号機と同様です。
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第1段 |
第2段 |
第3段 |
| 全長(mm) |
30831 |
17210 |
9661*1 |
| 点火時質量(kg) |
138580*2 |
53178.5*2 |
13949.1*3 |
| 推進薬質量(kg) |
71891.0 |
33122.9 |
10795.0 |
| 平均真空推力(kN) |
3775 |
1517 |
329.9 |
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*1: 第3段全長はノズル伸展時の衛星先端からノズル後端までの長さ。
*2: 点火モータ推進薬質量を含む。
*3: 点火モータ(投棄型)、伸展機構を除く。 |
M-V-6号機は、重量約1.7トンのASTRO-EIIを近地点高度約260km、遠地点高度約570km、軌道傾斜角32度に投入する計画になっています。
ロケットは、内之浦の新・旧精測レーダによりトラッキングするとともに、内之浦・宮崎・小笠原・クリスマス各局でテレメトリデータの取得を行います。第3段燃焼終了後、内之浦からの可視中に姿勢を反転、ロースピンをかけて、打上げ後約1300秒にASTRO-EIIを分離します。
ロケットから分離したASTRO-EIIは、搭載推進系によって高度約570kmの略円軌道に移行した後、観測を開始します。