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セレーネ「月に願いを!」キャンペーン
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キャンペーンに寄せられたメッセージ
たくさんのメッセージをありがとうございました。
JAXAでは2006年12月1日から2007年2月28日の間、今年夏打ち上げる月周回衛星SELENE(セレーネ)にみなさんの名前とメッセージ載せて月に運ぶ「月に願いを」キャンペーンを行いました。

インターネット、往復はがき、団体申し込みなどにより多くのみなさんからの応募があり、集計の結果、国内234,498名、海外178,129名、合わせて412,627名となりました。

ほんの一部ではありますが、寄せられたメッセージをご紹介します。
たくさんのご応募ありがとうございました。

2007年3月1日(木)
多くの漫画家の方々からもメッセージをいただきました
ちばてつや先生他ちばてつや先生、永井豪先生、水島新司先生、里中満智子先生、ビッグ錠先生、矢口高雄先生、石井いさみ先生、志賀公江先生、一峰大二先生、御茶漬海苔先生、犬木加奈子先生、バロン吉元先生、日野日出志先生、花村えい子先生、汐見朝子先生ら、多くの漫画家の先生からもこのキャンペーンにご賛同いただきました。

幼稚園のこどもたちもメッセージを送ってくれました
埼玉県の第一新座幼稚園・第二新座幼稚園では、園ぐるみでメッセージを送ってくれました。『みなさんも小さいころ「お月様にはウサギがいてお餅つきをしているんだよ」とか「将来の夢は宇宙飛行士になりたい」と思っていたことでしょう。夜空を見上げ月を見つけて嬉しくなったり、時に哀しくなったり、今も昔も月は空の上からいろいろな顔をのぞかせてくれています。子供・大人を問わず月に対する夢や憧れは今も続いていることでしょう。・・・』

こんな素敵な幼稚園からの呼びかけに、100名近くもの園児さんとご家族がキャンペーンに参加してくれました。



2007年2月28日(水)
大橋マキさんからもメッセージが届きました!
大橋マキさんJ-WAVE「LOHAS SUNDAY」に出演されている大橋マキさんから 「love,love,love」と、素敵なメッセージをいただきました。また、同番組のキャラクター「六本木ロハ男」さんと同番組スタッフの方々からもメッセージをお寄せいただいています。六本木ロハ男さん

大和悠河さん、陽月華さんからメッセージをいただきました
宝塚宙組の大和悠河(やまとゆうが)さん、陽月華(ひづきはな)さんからメッセージをいただきました。

大和悠河さん
(c)宝塚歌劇団
宙組主演男役・大和悠河さんのメッセージ
名前   :大和悠河(ふりがな:やまと ゆうが)
メッセージ:宝塚を宙組を月の光で見守っていて下さいね
陽月 華さん
(c)宝塚歌劇団
宙組主演娘役・陽月 華さんのメッセージ
名前   :陽月 華(ふりがな:ひづき はな)
メッセージ:神秘的な月をいつまでも見られますように!
指揮者の佐渡裕さんからメッセージが届きました
佐渡さん日本が世界に誇るマエストロ、指揮者の佐渡裕さんから、セレーネへの応援メッセージが届きました。(撮影:吉村純)
いよいよセレーネ「月に願いを」キャンペーンも締切日を迎えました。日本国民のみなさまの怒涛の寄り身を期待しています。

「僕ら地球の存在が、全宇宙の人々に誇れるものとなりますように」
指揮者 佐渡裕


2007年2月26日(月)
久保純子さんからもメッセージをいただきました
久保純子さんフリーアナウンサーの久保純子さんからも
「ママ、月には宝物がいっぱいあるんだって!」
と、子供から大人まで、誰しもが憧れる月への想い・浪漫を寄せていただきました。



的場浩司さんからもメッセージをいただきました
的場浩司さん的場浩司さんから、「世界平和」というメッセージをいただきました!
的場浩司さんは、JAXAが協力した、BSジャパン「地球!SOS 地球観測衛星“だいち”からの警告(メッセージ)」(3月10日(土)午後9時放映予定)に出演します。
地球環境の危機を宇宙空間からウォッチする大型環境番組です。
番組情報はこちら:http://www.bs-j.co.jp/sos/


2007年2月23日(金)
キャンペーン応募、続々!
<山田ふしぎさんのメッセージ>
山田ふしぎさんタンメンサイエンスコーディネーターの山田ふしぎさんよりメッセージをいただきました。

「ぶっとばせ!地球温暖化ニャ」
ふしぎさんが描くキャラクター、ネコの「タンメン」が温暖化から地球を守るニャ!(クリックすると大きくなります。)

<野口宇宙飛行士からもメッセージが届きました。>
野口聡一さん ISS第18次長期滞在クルーのバックアップクルーに選定された野口聡一宇宙飛行士からも
「子供たちが夢を持てる未来を創ろう」
とのメッセージが届いています。

<料理研究家の星澤幸子さんからメッセージ>
星澤幸子さん 若田宇宙飛行士のフライトの時に「みそ汁」を提供するなど、宇宙食開発も手がけている北海道の料理研究家、星澤幸子さんからも、
「夢を宇宙へ」
と、メッセージをいただきました。

<鹿児島県知事からメッセージが届きました>
伊藤知事 種子島、内之浦と、宇宙開発にゆかりの深い鹿児島県の伊藤祐一郎知事からも
「月下独酌、焼酎を飲み黒豚に舌鼓!最高!」
とメッセージが寄せられました。また仮屋、市橋両副知事もキャンペーンに参加しました。

<TBSラジオ「GAKU-Shock」の出演者から全国の受験生にメッセージが>
仲良し3人組 TBSラジオ「GAKU-Shock」の出演者、ロザンと岡村仁美さんからも受験生のみなさんに
「月の下努力した日々輝いて。みんな合格!」
という激励メッセージをいただきました。


2007年2月22日(木)
お天気キャスターの森田正光さんも応募
森田正光さん
TBSテレビ『イブニング・ファイブ』のお天気キャスター、森田正光さんからメッセージをいただきました。

「あしたはあした未来はあしたの積み重ね」

2007年2月13日(火)
作曲家の谷川賢作さん、ボーカリストのさがゆきさん宇宙研へ
谷川さんとさがさん 作曲家でピアニストの谷川賢作さんとボーカリストのさがゆきさんが、相模原の宇宙科学研究本部を訪れました。今夜のコンサート会場が相模原なので時間を作って立ち寄って下さったものです。セレーネキャンペーンに賛同されたお二人。さがさんは既にネットで応募されたとのことで、谷川さんはさっそく「音楽がいつも人を優しくしますように」とのメッセージを書いて下さいました。(メッセージをクリックしてください。直筆が見られます)

2007年2月5日(月)
未来の宇宙飛行士さん?も参加してくれました!
先生「実は、今度、セレーネっていうお名前のロケットがね、お月さまの傍まで行くんだって。いつかオトナになって、この中の誰かが宇宙飛行士さんになってお月さまへ行くかもしれないけれど、とりあえず、今回は、セレーネさんにお願いして、みんなのお願いを月まで届けてもらわない?」
こどもたち「そうだね、そうしよ〜〜〜」
たんぽぽ保育園
ある保育園が保育の一環としてセレーネキャンペーンを取り入れてくれました。2歳から6歳のこどもたち、保護者の方々、先生方もキャンペーンに参加してくれました。(取り組みの様子はこちら(たんぽぽ保育園ウェブサイト)>>

2007年2月2日(金)
永六輔さんからハガキが届きました!
永さんメッセージ1月27日放送のTBSラジオ「永六輔その新世界」で、俳句で「月に願いを」応募すると約束された永六輔さんからメッセージが届きましたのでご紹介します。

関連トピックス>>







日本テレビ『NEWS ZERO』の出演者からメッセージをいただきました。
スペシャルゲストの野球日本代表監督星野仙一さんも快くメッセージを書いてくださいました。クリックすると手書きのメッセージを見ることができます。
☆☆☆ スペシャルゲスト 星野仙一さん
満月や 北京の夜空(そら)に 夢叶え
村尾さん メインキャスター 村尾信尚さん
月から国境線は見えますか?
小林さん ZEROキャスター 小林麻央さん
地球に愛ある平和な夜を・・・
竹内さん 火曜キャスター 科学作家 竹内薫さん
GO! 星野JAPAN!!
鈴木さん ZEROキャスター 日本テレビアナウンサー 鈴木崇司さん
「セレーネ」浪漫飛行
鈴江さん ZEROキャスター 日本テレビアナウンサー 鈴江奈々さん
安全祈願!村尾丸

2007年1月31日(水)
宗次郎さん、オカリナの音も高らかに「セレーネ」を応援
宗次郎さんさる1月29日、東京丸の内OAZOビルのJAXAiにオカリナ奏者、宗次郎さんが訪れました。
興味深そうに展示物を見た宗次郎さんは、「セレーネ・キャンペーン」のポスターに目を留め、「私の茨城の家では、夜は電気を消すと本当の暗闇になります。月だけが友だちという状態でオカリナを吹いていると、生きていることの素晴らしさ、いのちの大切さがしみじみと心を打ち、厳粛な気持ちになります。お月さまのことをもっともっと知るためのセレーネが大いに活躍してくれることを祈っています」と語ってくれました。
宗次郎さんは、わざわざ持参したオカリナをその場で吹いてくれ、OAZOの建物いっぱいに澄んだ音が響き渡りました。オカリナの生の音に感動して涙を流す女性の表情が印象的でした。

宗次郎さんからのビデオメッセージ>>

2007年1月29日(月)
永六輔さんも応援!
永さん1月27日放送のTBSラジオ「永六輔その新世界」で、セレーネキャンペーンが紹介されました。
永さんもキャンペーンに賛同して、俳句で「月に願いを」応募して下さるそうです。
俳句なら20文字以内のメッセージを考えるのにぴったりですね。
永さんのメッセージが届きましたら、またご紹介します。

TBSラジオスタジオにて 外山惠理さん、永六輔さん


2007年1月25日(木)
世界が再び月へ!〜今なぜ人類は月を目指すのか?〜
世界は今再び月を目指しています。月探査の第一線で活躍する科学者の方に、世界の月探査計画の最新情報をはじめ、なぜ人類が月を目指すのかということについてもご意見をうかがいました。
JAXAサイト特集記事へ>>

2007年1月23日(火)
ロサンゼルスオリンピック体操の金メダリスト、森末慎二さんもセレーネ・キャンペーンを応援
森末慎二さんさる1月20日、TBSの全国こども電話相談室に出演した森末慎二さん(前列右)が、セレーネ「月に願いを」キャンペーンを応援することを約束してくれました。同じく出演者の音楽家、青島広志さん(後列左)及び電話のお姉さん、近堂かおりさんとともに、「これは面白い。大勢の人から夢や憧れのメッセージが来るといいですねえ」と賛同し、「行く先々でチラシや栞を配りましょう」と言ってくれました。有難いことですね。JAXAのチームもこれで弾みがつくというものです。

2007年1月22日(月)
松本零士さんから「月に願いを」キャンペーンに熱烈メッセージ
 
『銀河鉄道999』を始めとする不朽の名作を描いているあの松本零士さんから、セレーネ「月に願いを」キャンペーンに対し、以下のような熱烈なメッセージをいただきました。

松本零士さんお月さまは人類にとってかけがえのない天体です。特に日本人は、いにしえの時代から、喜びがあれば報告し、悲しみがあれば訴えかける、無上の精神的な支えとなってきたものだと思います。そのお月さまに、日本がアポロ以来最大のミッションを運ぶということ自体、大変な誇りですね。日本中・世界中の人々がこのキャンペーンに「幸せな未来へ」の願いを託し、生きとし生きるものすべてのための明るい地球を実現できるよう、声を掛け合って応募しようではありませんか。素敵なキャンペーンに心から声援を送ります。
2007年1月20日  松本 零士

マラソン選手の有森裕子さんも応募
有森裕子2月18日の東京マラソンに向けて、海外でトレーニング中の有森裕子選手からも「世界を照らす月の魅力を伝えてください!」と、メッセージをいただきました。また「“SELENE”の成功を祈っています。」と激励の言葉をいただきました。


2007年1月19日(金)
サッカーの岡田監督もJAXAiで応募
岡田監督 1月18日、元サッカー日本代表監督の岡田武史さんがJAXAiに見え、セレーネキャンペーンに 「地球が子供達の住みやすい星になりますように」とのメッセージを応募されました。また「セレーネ頑張れ!」と激励の言葉をいただきました。




TBS全国こども電話相談室の出演者が、「月に願いを」キャンペーンを応援
黒田杏子さん さる1月7日のTBS全国こども電話相談室に出演した俳人の黒田杏子さんが、セレーネ「月に願いを」キャンペーンに感銘を覚え、全力で支援してくださるそうです。 日本の津々浦々にいる俳句の仲間たち、ぜひ願いを月に託す俳句を、このキャンペーンにお寄せください。お待ちしています。

子ども電話 立教大、東京農工大、国際キリスト大で植物学の教鞭をとっていらっしゃる多田多恵子さん、空想科学研究所の主任研究員である 柳田理科雄さんが、さる1月14日に、TBSの全国こども電話相談室に出演した後に、そのスタジオでセレーネ・キャンペーンへの協力を約束してくださいました。

続々と寄せられる応援のメッセージ──さあ、みなさんの周囲のできるだけ多くの人々に呼びかけて、願いを根こそぎ月へ届けましょう。待っています。
2007年1月18日(木)
日本画家、中野嘉之さんのJAXAi訪問
中野嘉之さん著名な日本画家、中野嘉之さんが、さる1月13日に丸の内のJAXAiを訪れ、「月に願いを」キャンペーンへの協力を約束してくださいました。中野画伯は、現代の日本画界を代表する気鋭の画家で、近年は中国や日本の自然に共鳴し、壮大な画面に高い品格を加えた作品を発表し、平成16年度芸術選奨文部科学大臣賞を受賞されました。M-Vロケット7号機による「ひので」の打上げの際に催した「日本画コンテスト」に当たっては、その審査員を務めていただきました。
アポロ11号のバズ・オルドリン飛行士からメッセージをいただきました!
月面に残された宇宙飛行士の足跡
月面に残された宇宙飛行士の足跡
©NASA
アポロ11号で人類で始めて月面に着陸したバズ・オルドリン飛行士から、
"Back to the Moon and on to Mars."
というメッセージが届きました。

また、SF作家レイ・ブラッドベリさんからも
"Beyond the Moon, Mars beckons."
というメッセージが届きました。

詳しくは、惑星協会HP(英文)をご覧ください。
2007年1月12日(金)
「月に願いを!」──日本の宇宙飛行士からのメッセージ
MOURI 毛利衛さん
「地球まほろば」
FURUKAWA 古川聡さん
「21世紀の月へ、謎解明や基地建設へgo!」
DOI 土井隆雄さん
「宇宙をめざせ!」
YAMAZAKI 山崎直子さん
「きぼうの未来へ」
WAKATA 若田光一さん
「地球人に限りない夢を与えてくれる宇宙へ」

2007年1月1日(月)
「月に願いを!」──大高郁子さんからイラスト・メッセージ
(c)2007 IKUKO OTAKAみなさん、明けましておめでとうございます。
いよいよアポロ計画以来最大の月探査ミッション「セレーネ」の打上げの年を迎え、張り切るJAXAに、嬉しくも素敵なメッセージが送られてきました。
当代きってのイラストレーター、大高郁子さんから別掲のようなイラスト・レターが届いたのです。
詳しくはこちら>>



2006年12月25日(月)
この人たちも応募しました!
こども電話相談室の先生たち さる12月24日(日)、TBSラジオの人気番組『全国こども電話相談室』に回答者として出演された3人の先生方が、セレーネ「月に願いを」キャンペーンに応募することを約束し、快く写真におさまってくださいました。
作曲家でピアニストの青島広志(あおしま・ひろし)さん、「これはいいですねえ。このメッセージはいずれ宇宙人に発見されるかもしれませんね。」
さかなナビゲーターのさかなクン、「ヒャー、これはすごい。実にロマンチック! サカナの名前を登録してもいいですか?」──もちろんいいですよ。
海と地球の先生、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の巽好幸(たつみ・よしゆき)さん、「ぜひ応援したいですね。海洋研究開発機構のホームページにも載せることにしましょう。JAXAとJAMSTECは親戚ですから。」
と、いずれも嬉しい反応でした。また、こども電話のお世話をしていらっしゃる人たちも、口々に「機会あるごとに、あちこちで宣伝します」と言ってくださいました。
(的川泰宣)

2006年12月22日(金)
「月に行きましょ!」
岡田 達明 
「月に行ってみたいですか?」
そんな質問が夢物語ではなく、現実になりつつあります。

月面には、かつて人が降り立っています。
30年以上前に6回、計12人の決死の覚悟で臨んだアポロの英雄たち。
そう、彼らは英雄でした。冷戦という米ソ競争の時代、国運を背負って 月に向かったのです。うち1回は月に向かう途中で事故が発生し、月に 着陸せずに無念の帰還=奇跡の生還=したのです。

これから目指す「月」は、冒険としてではなく、宇宙技術の進展によって 人類が宇宙へと生存圏を拡大・展開してゆく一歩として、人類史上の必然 として向かうのです。ちょうど航海技術の発達によって大海原を越えて 新大陸を目指したように。鉄道や自動車の発達によって広大な大陸を横断 したように。航空機の発展とともに人々や物資が世界中を縦横無尽に行き 交う時代になったように。

アメリカ航空宇宙局(NASA)は、2020年までに人類を再び月に送り、 その数年後には月の極地域に恒久的な基地を建設し、人類が長期間滞在す ることを目指すと発表しました。月の極域には地球の高緯度地域の白夜の よう陽が沈まず、6ヶ月間に渡る長い昼間が続く場所があります。南極 付近にあるシャクルトン・クレータの周辺リム(クレータの周囲にある、 カルデラ火山の外輪山のような高い稜線)が有力な候補地です。

さて、日本はどうするのか?
まさにその対応策を、オールJAXAで議論を重ねているところです。 単に日本人宇宙飛行士がNASAの着陸機に乗って月面に着陸し、月に その一歩を刻めばよいわけではありません。月、そして宇宙の探査に 対して真の意味で貢献することが求められています。

それにはいろいろな切り口があります。月とは何か?月がどのようにでき、 いつどのように進化して現在の姿になったのか?などの科学的探求。月と 地球を往復し、または月面で活動するための自在な宇宙技術の確立と習得 (宇宙基盤技術)。地球に比べて過酷な環境である月面での探査活動は、常に 創意に富んだ先進技術の開発無しにはなし得ないので、その実証の場として。 これらの要素を含む魅力あふれる貢献度の高いミッションが望まれます。

日本では以前から月の科学研究は盛んであり、実際に月の科学探査が計画 されてきました。セレーネ月周回探査もその一つです。宇宙開発事業団と 宇宙科学研究所が共同で立ち上げた歴史的な生い立ちをもつミッションで あり、JAXA統合後は統合の象徴でもあります。さらに今後展開される月 探査の初陣を飾る重要な役割を担うことになりました。

セレーネは月を周回し、14種類の観測手法で月面を徹底的に探査する計画 で、2007年夏にH-2Aロケットで打ち上げられます。先日の「きく8号」の 打ち上げに使用した4台の固体補助ブースターをもつ204型です。約1年間 (余裕があれば期間を延長)に渡って月を探査します。

人類が月に行き、そこで活動するためには、先ず月について様々なことを 詳しく知っておかなくてはなりません。地形、地質、土壌とその構成元素や 鉱物の組成、重力、地下構造、地殻活動、磁場、放射線環境などは、一部の 地域を除いてほとんど分かっていません。セレーネは同時代に打ち上げる 他の国の月探査に比べて、観測精度、観測項目ともに優れており、月を知る という点で大きな国際的貢献を行います。

セレーネの開発も大詰めです。
全てのコンポーネントが揃い、全体が組み立てられました。宇宙研の過去の 衛星に比べて断然大きく、その全貌の眺めは壮観です。この年末年始をはさみ、 約1ヶ月に渡って熱真空試験を行っています。筑波宇宙センター内にある、 宇宙空間を模擬した直径13メートルの巨大スペースチェンバに収められ、 順調に試験が続いています。この試験後には、最終の電気試験と続き、いよいよ 射場のある種子島に送られます。

さて、皆さんは月に行きたいですか?
自分ではすぐに行けなくても、名前と願いごとだけなら送ることができます。
セレーネが皆さんのメッセージを月まで届けます。

皆さんも一緒に、「月に行きましょ!」
2006年12月18日(月)
こんなメッセージが届いています
的川 泰宣 
みなさん、もうキャンペーンに応募されましたか? 
12月17日現在、応募した人の数は約13000人と伸び悩んでいます。やはり「名前だけでなくメッセージも応募しなければ」という気持ちが、今ひとつ数が増えない原因なのかもしれませんね。 そこで、これまで応募してきた方々のメッセージにどんなものがあるか、お名前その他のデータは抜きで、一部をご紹介しておきましょう。

*大切な人と仲直り。ずっと一緒にいたい。
*家族と平和に暮らしていきたい
*私の子孫が到着したら宜しくお願いします。
*ずっといっしょにこのつきをみようね

*虹の橋をみんなで幸せに渡れますように
*みんなが幸せに暮らせる世の中に

*看護師になって全ての人に幸福を!!!
*志望高校に合格できますように!!!
*人と社会の役に立つ人間になりたい
*運動神経と頭がよくなりたい!

*我々人間とはいったい何者なのだろうか?

*彫刻が売れます様に。ありがとう。

*世界中の人々に月の明かりを。
*かぐや姫に会いたい。
*ウサギさんと、おもちをたべたいな
*うさぎさんは、どこ?
*うさぎさんともちつきしたいです。
*つきあかり ねこにあいさつ かえりみち

たとえばこんな感じです。イメージが固まりましたら、すぐに応募してくださいね。
2006年12月15日(金)
中日の川相コーチもキャンペーンに参加!
川相コーチ 東京・丸の内の展示室JAXAiに中日ドラゴンズの川相コーチが訪れて、このキャンペーンへの参加を表明してくれました。
川相さんは「はやぶさ」打上げ時の「星の王子さまに会いに行きませんか」キャンペーンにも家族7人で応募しています。




 あなたは何を願いますか
的川 泰宣 
1957年にスプートニクが地球を周回し始めて、20世紀における人類の宇宙進出の火蓋が切って落とされました。その頃には、宇宙という 舞台で、人類がどのような活動を展開することが可能なのか、はっきりした見通しがあったわけではありません。歴史は、この地球上の あらゆる人たちの予想を上回るかたちで進行していったと言えます。それは、コロンブスのアメリカ到達と同様の事情でしょう。 人類の新たな活動領域は、すべてを戦略的に確定してから拓かれていくのではなく、到達された後の世代の人たちが、たくましく そこで生きる道を開拓していったものなのです。

人類にとって、月面という場所はそのような「新しい活動領域」として私たちの目の前にある、と私は信じています。その新しい時代の 幕を上げるのは、日本の探査機「セレーネ」です。2007年の夏に種子島宇宙センターからH-2Aロケットで打ち上げられます。 おそらく相前後して、中国の「嫦娥」(チャンア)とインドの「チャンドラヤーン」も地球を後にします。しかし日本の「セレーネ」こそは、 「月がどのように形成され、どのような変遷を経て現在に至っているか」の核心に迫る科学データを取得することを目標にしている衛星で、 アポロ計画以来最大の月探査計画です。

この快挙を記念して、JAXA(宇宙航空研究開発機構)では、「セレーネ」に載せて月へ送る「あなたの名前」と「メッセージ」の募集を、さる12月1日から開始しました。

このような、衛星・探査機打上げに際しての名前募集のキャンペーンの歴史は古いですね。初めてその種のキャンペーンが提案された のは、1980年代の半ばのハレー彗星探査のときです。1985年の初めに、日本初の地球脱出ミッション「さきがけ」の打上げが予定されて いました。その2年前ぐらいに、宇宙科学研究所で「日本中の人たちから、自分の名前を寄せてもらって、それをいっぱい載せてハレー彗星へ 旅するって趣向はどうだろう?」と提案がされたことがあります。

そのときは、「打上げに失敗したら、その名前は海に落ちる。そのときに、言い訳のしようがない」という理由で、提案は体よく握り つぶされました。

1998年に打上げを予定した火星探査機「のぞみ」の前、再び同様の提案がされました。そして展開した「あなたの名前を火星へ」と いうキャンペーンには、葉書で27万人の名前が寄せられてきました。その名前と、葉書の余白に書き添えられているメッセージには、 数々の感動的なメッセージが含まれていました。

つづいて2003年の「はやぶさ」打上げに先駆ける「星の王子さまに会いに行きませんか」キャンペーン。世界の149ヵ国から寄せられたのは、 実に88万人。ここにも、夢を求めるたくさんのメッセージが添えられました。

月は、とりわけ日本人がいにしえから愛してきた天体です。喜びも悲しみも、歌に託して月に向かって訴えてきたのが日本人です。 この、誰よりも月を愛する国民が月探査機を打ち上げるのです。日本人が大好きなこの天体に、みんなで未来へのメッセージを送る ことは、古来月を愛でつづけてきた人々から受け継ぐべき責任ですらあります。

今回の募集の詳細については、JAXAのホームページ(http://www.jaxa.jp)をご覧いただきたいのですが、「みなさんの名前」と 「月に寄せるメッセージ」をメールまたは葉書で送ってもらい、「セレーネ」に乗せて月周回軌道に運ぶのです。その名前とメッセージは すべて薄いフィルムに刻みますが、制作費が結構かかるため、寄せていただく字数を制限せざるを得なかったのが、私としては気がかりです。 名前は10文字以内(英語の場合は20文字以内)、メッセージは20文字以内(英語の場合40文字以内)。

「はやぶさ」の時は、日本人からの名前は31万。実はアメリカ人の方が多かったのですね。今回は、ぜひ月を愛する日本人が最高位を占めて欲しいものです。「セレーネ」そのものが21世紀の人類の新しい活動領域を拓く先導的ミッションです。それは日本という一国の国威を発揚するがごとき小さなスケールと考えてはいけません。「月に願いを」キャンペーンも、堂々としたものでありたいですね。

そのためには、日本の国が生まれ変わらなければならないと思います。毎日毎日、ウソをつく「偉い」人たち。ウソがばれても逮捕されてもシラを切る大人たち。そんな大人たちの陰でどんどん不幸な人生を強いられていく子どもたち。私たちは、どうすれば子どもたちの個性を輝かせることができるのでしょうか。理科が好きになれば幸せになれるか? 勉強が好きになれば人生が生き生きとするか?  宇宙が好きになれば夢いっぱいの人生が送れるか? 私たちは、もっと深い掘り下げが必要になっています。

世田谷の一家惨殺事件で幕を切った21世紀の日本のために、ぜひとも私たちは小異を捨てて大同につく方向転換をしなければなりません。 「教育」という2字が毎日紙面に頻出する今日、少しずつベクトルの異なる青少年教育組織が、別々に活動していたのでは効果が薄いですね。 もちろん少しずつ活動の重点が違うから「別々」なのでしょうが、少なくとも「宇宙」を標榜する組織ぐらいは統合してもいいのではないか ──そのような思いが沸々とこみ上げてきます。

宇宙が好きになれば、君たちは幸せだよ──そのように呼びかける人も多いのですが、それは根本的に違います。むしろ、宇宙や 宇宙活動の成果のどの部分が、子どもたちの心に潜在する推進剤に火をつけることができるのか。私たちが何をどのように素材として 提供すれば、子どもたちの心に、強く生きようという決意を内発させることができるのか。一緒に真剣に考え吟味し取り組むことが求 められていると思います。そのような大同団結の組織作りをしたら、あなたは参加されますか?

教育再生会議などのトップダウンの取り組みも始まっていますが、巷の人々の真剣な心が日常的に合流する草の根の動きが何よりも 大切です。そのような決意のときが迫っていると、最近しみじみと感じています。「月に願いを」のメッセージの字数は20字なので、 言葉を選び抜かなければなりませんが、みなさんは、どんなメッセージを送りますか。メッセージには、一人一人の日常の喜怒哀楽を 表すものから、未来にかける大きな心意気のものまで、「さまざまな現代」を前向きに映していただきたいと切に願ってやみません。

12月1日のキャンペーン開始以来、平均すると1日1000人ぐらいの方々からお名前やメッセージが送られてきています。 家族や友人への想い、住みよい地球や世界平和への願い、人生への決意、恋心の告白、……さまざまな色合いのメッセージが「セレーネ」を彩りそうですね。それにしても、応募数の方は私たちの期待を大きく下回っているようです。

家族全員、教室全員、会社全員など、皆さんの足場の人たちの祈りをすべて運びたいと考えています。奈良の都の昔から、人々は喜びと悲しみを 「お月さま」に託してきました。過去の人々に負けないスケールで、「月が大好きな日本人」を実証したいものです。

アポロ以来最大の月ミッションである「セレーネ」に続き、中国・インド・アメリカも月ミッションを打ち上げる予定であり、 そしてロシアも新たな月ミッションに名乗りをあげました。来年夏に打ち上げられる「セレーネ」は、世界のこれからの月への挑戦に、 大きな探査の資料的基礎を提供する歴史的なミッションとなることは疑いがありません。人類の月への知的欲求を満たそうという 「セレーネ」に、多くの人々の想いを根こそぎ持って行きたいので、どうかお誘い合わせの上、もっともっとご参加ください。 キャンペーンは1月末までです。
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