衛星命名にまつわるエピソード

宇宙科学研究所時代の衛星は、計画段階から打上げまでの間はASTRO-D(天文系の4番目の衛星)、PLANET-B(ハレー彗星探査に続く2番目の惑星ミッション)のように英文名が用いられている。打上げの数日前に、宇宙研、各大学、メーカー等の実験関係者の間で、軌道に乗ったらどういう愛称で呼ぶか、投票を実施する。ただし、例外的に一般公募することもある。その集計結果に基づいて、実験主任を含む長老の先生方が、良識を以て愛称を決定するのである。必ずしも最大得票名になるわけではない。そして、打上げ成功後和文の愛称を発表する。

衛星命名にまつわるエピソードは数々あるが、そのうちのいくつかを紹介しておこう。

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