宇宙科学研究所 海老沢研究室へようこそ
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2019年度

英国ウィンチェスター(2019年7月14日-17日)

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イギリスはウィンチェスターで開催されたX線高分散分光観測会議に出席しました。我々の ASTRO-H 衛星が先鞭をつけ、XRISM 衛星が引き継ぎ、そして10年後にヨーロッパの大型衛星 Athena で集大成を迎えるX線マイクロカロリメータによる天体観測の会議です。僕は ASTRO-H 衛星の経験を踏まえてマイクロカロリメータの長所と難点を、一般に知られていないが天体観測には非常に重要なことに絞って話したので反響は大きかったです。国際会議とは言っても、この種の会議は各地で開催されており、いつも会う仲間による寛いだ雰囲気の会議です。ウィンチェスターは小さい待ちながら、往時はロンドンと並ぶイギリスを代表する都市で、町の各所に古都の趣が感じられます(つ)。
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中平さん異動 (2019年7月1日)

JAXA(筑波)から中平さんがポスドク研究員として異動しました。(K.E.)


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次期X線衛星XRISMのBe膜透過率測定@KEK(2019年6月13日-24日)

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2021年度打ち上げ予定のXRISM衛星に用いられるベリリウム膜の透過率測定実験のため、つくばにある高エネルギー加速器研究機構(KEK)に行ってきました(左図)。 XRISMには超高エネルギー分解能を可能にするResolveというマイクロカロリメータ検出器が搭載されるのですが、打ち上げから数ヶ月の間は衛星由来の汚染から検出器を守るために、望遠鏡と検出器の間に蓋が取り付けられています。XRISM初期観測はこのベリリウムでできた蓋を通して行われるので透過率の較正試験が不可欠です。 KEKには大規模な電子加速器でシンクロトロン光を発生させ、連続的なX線を得ることができるPhoton Factoryという施設があり、僕たち(辻本准教授、御堂岡、富永、立教大の方々)は良質なデータを十分に取ることができました。
僕は測定期間中ずっとKEKに泊まっていたのですが、なんせ田舎なので近隣の飲食店まで気軽に行くことができません。さらにKEKの食堂はメニューが少ない上、営業時間も短いのでもぐもぐタイムが不規則になりがちな実験中はなかなか利用することができませんでした。そこで救世主になったのが喫茶店"風来夢(プライム)"です。ここのご飯はとても美味しく、営業時間も比較的長いのでとても重宝しました。僕のお気に入りは"グリルチキン定食(ご飯大盛り無料)"で、期間通じてカップ麺と同じくらいの回数食べちゃいました(中央図)。
また、フォトンファクトリーの近くに、最近話題になったLiteBIRDの実験施設があったので見学させてもらいました(右図)。僕の質問攻めにも丁寧に対応していただきとても勉強になりました。(御)
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気球VLBI実験@北海道大樹町(2019年6月12日-15日)

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今年も気球VLBI実験に参加しました。気球VLBIの将来目標であった「ブラックホールの直接撮像」に関しては、先日Event Horizon Telescope(EHT)が世界で初めて成功させ、現在ホットな話題になっています。気球VLBIのサイエンス的な意義が薄くなってしまったと言えますが、電波干渉計が成層圏に展開可能であるかどうか検証するという点で技術的な意義はあると思います。今年は風船用のヘリウムが不足しているため、残念ながら放球はなしとなりました。今回は、昨年の地上VLBI実験で足りなかったデータを補うため、再びVLBI実験を行いました。チーム全体では二週間ほどかけて成果の刈り取りを行いましたが、私は途中参加したため、実験というよりは搬出作業をメインに行いました(写真左)。中々体力の必要な作業だったと思います。放球は、来年度に期待です。

大樹町の寿司屋で食べた寿司が美味しかったです(写真中央)。また、宿泊したホテルは忠類という地域にあり、ナウマン象の化石が発掘されたことで有名らしく、近くに記念館があったので行きました(写真右)。帯広〜大樹町の地域は北海道を感じられる広大な大地と自然を拝むことができます。機会があったら普通に観光しに行ってみたい場所だと思いました。(下向)
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モントリオール出張(2019年5月1日-5日)

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世間では10連休中と言うのに休みなし。LiteBIRD 衛星の電気設計の技術的な相談を行うため、カナダのモントリオールを初めて訪問しました。電気系のうち、アナログエレキを担当するのが、同市にあるカナダで一番の名門 McGill 大学です。モントリオールは、言わずと知れた仏語系カナダの中心地。町中に翻る旗はケベック旗(しかも、フランス王家の白百合のデザイン)、看板には仏語だけ(英語の使用は法律で禁止されているとの由)、空港バスの案内も仏語のみ、しかも英語が通じない人が割といる(現地の人はそうでもないが、仏語系アフリカ諸国からの移民らしき人)などなど。これまで数多訪れた北米諸都市で際立った存在です。試しに、昨秋からちょっとずつ始めた仏語を実戦投入してみました。分からなくなったらすぐに英語に切り替えてくれるので、仏語初学者には優しい都市です。早くフランスとカナダの方言を区別できるくらいにはなりたいものです(英語系カナダ人でも容易に分かるくらいに違うらしい)。旧市街は、ゴシック建築のヨーロッパ風建物が並び、いい雰囲気です(つ)
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富永さん入学 (2019年4月1日)

京都大学から富永さんが修士課程学生として進学しました。(K.E.)


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