JAXA 宇宙科学研究所 海老沢研究室へようこそ
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2017年度

水本さん、木下さん卒業 (2018年3月31日)

水本さんが博士課程を、木下さんが修士課程を修了しました。4月から水本さんはDurham大学でポスドク、木下さんは東芝に就職です(K.E.)。


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水本君、木下君送別会(2018年3月28日)

写真 写真 無事、水本君が博士号、木下君が修士号を取得して卒業されるので、お二人のお祝いと送別会です。 久しぶりに相模大野の「磯」さんへ(昔は良く通ったなあ…)。横浜に引っ越してから1年以上行ってなかったのに、焼酎のボトルを残しといてくれて、嬉しかったです(マスターもオネエサンたちも、みなさん、お元気そうで )。相変わらず、お刺身は安くて美味しくて、平日なのに賑わってますな。 いやあ、めでたい、めでたい。食って飲んで酔っ払って、いい気分です。教師冥利に尽きますな。水本君は研究者として、木下君は社会人として、4月から大いに頑張ってください。お店で写真を一枚しか撮らなかったので、おまけに今日の宇宙研の桜の写真も。今年は桜の開花が例年よりも早いですね。いい季節です。 (K.E.)

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チリ出張(2018年2月25日-3月8日)

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日本からおよそ40時間、飛行機3台を乗り継いで、日本のほぼ真裏にあるチリLa Silla観測所に行ってきました。 普段はX線を用いて活動銀河核からのアウトフロー(ガスが外に向かって吹きだす現象)の研究をしているのですが、 赤外線の領域でこのアウトフロー(に伴う物理現象)がどのように見えるのか、というのを調べるために 望遠鏡に観測提案を出し、それが無事採択されたので、観測に出向いたという次第です。 観測所には最寄りの空港から車で2時間半かけて山を登ります。 周りはほぼ岩石砂漠で、日中外に出かける際にはかならず十分な量の水を持って行けと言われます。 その分、空気中の水蒸気量が少なくて観測にはうってつけなわけです。 この時期の南半球は夏で、観測の合間に外に出ると見事なまでの天の川を見ることができます。 また、ちょっと目を慣らせば大マゼラン雲も見ることができました。 実際に望遠鏡を動かして自らデータを取っていると、「ああ、天文学をやっているな」という気持ちになります。 そして、この観測所はご飯が美味しい! バイキング形式で好きなものを好きなだけ取って行くスタイルなのですが、 (パサパサのお米さえ食べないようにすれば)どの料理も美味しく、ついつい食べ過ぎてしまいます。(水)。

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鹿島出張(2018年1月5日ー1月7日)

写真 年が改まって、今度は柏、鹿島に出張。柏から鹿島まで、常磐線、成田線、鹿島線を乗り継いでローカル線乗り鉄の旅(普通は高速バスで行く)。1時間に1本しか便がないのに8両編成の電車が来たり、輸送需要があるんだかないんだか?鹿島では、SKA 望遠鏡のパルサー・突発天体グループが主催する研究会へ。これまで行ったことがないような研究会だったのですが、なかなかおもしろかったです。忙しくなればなるほどなぜか早起きになっていく私。5時前に起きて鹿島神宮に参拝しました(つ)。

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高松・岡山出張(2017年12月26日ー12月27日)

今年は、子供達が妻の実家に帰っている年末年始をフルにつかって、出張を5つ入れました。1番目の出張から帰って、当日夜に寝台特急に乗り、2&3番目の訪問地の高松と岡山へ。岡山では、ASTRO-H 衛星X線観測装置の開発と観測結果のセミナーをさせていただきました。あわせて、LiteBIRD 衛星の設計打ち合わせ。2つの衛星は、目的も手段も全く違うのですが、ともに極低温検出器を使うために共通する技術も多く、ASTRO-H 衛星の経験が他の衛星にも活かせればよいと思います。夜は研究室の忘年会に飛び入り参加。岡山市内の移動はももちゃりが便利で、これは他の市もぜひ取り入れてほしいところ。(つ)。

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UCバークレー出張(2017年12月4日ー12月8日)

写真 写真 B mode from space第2回研究会に出席するため、カリフォルニア大学バークレー校に出張しました。宇宙マイクロ波背景放射の直線偏光の空間パタンに刻み込まれている、インフレーションによる原始重力波の信号を検出しようという、野心的なアイデアに興味を持つ研究者の集まりです。観測には途方もない高精度の測定が求められるのですが、ビッグバンより前の宇宙開闢を覗く唯一の現実な手段とあって、議論にも熱がこもります。我々が参加する LiteBIRD 衛星は、まさにこの挑戦をするための計画なので、研究会の中心です。また LiteBIRD 用の検出器が製作されているのもこの大学で、実物を見せてもらって実感がわきました。この大学には、同じように途方もないことに果敢に挑戦して、ノーベル賞を受賞した人が何人もいます。物理学教室の前には、ノーベル賞受賞者専用の駐車場まであります。このような環境で研究していたら、不思議と元気が出てきます(つ)。

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木下さん内定&御堂岡さん合格のお祝い会(2017年11月17日)

写真 木下さんの内定が決まりました。また、京都大学4年生の御堂岡さんが東京大学大学院に合格されました。おめでとうございます! お二人のお祝いで焼肉に行きました。3か月ぶりの味ん味んです。味ん味んのような美味しい焼肉屋に行く機会はあまりないのでいつも楽しみです。今回は海老沢先生のゼミに参加していた青山学院の4年生の方も2人来てくださいました。人数が多かったこともあり自己紹介が盛り上がっていました。皆さんの出身地や趣味の話が聞けて面白かったです。趣味の時間を増やしたいと思いました。写真は味ん味ん名物のハニートーストです。パンの上にアイスとメープルが乗っていて、添えられているホイップクリームと食べると美味しいです。 (下向)

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某国へ出張(2017年11月13日ー11月14日)

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今回初めて秘密の会議に呼ばれて、ヨーロッパの某国に行ってきました。 こういった会議は自分には縁のないことだと思っていましたので、声をかけてもらった時はなんだか評価されている気がして嬉しかったです。 事前の準備は結構大変でしたが、出張の間は一日中メンバーと議論することができ、自分が詳しくなかった分野について色々勉強することができました。 どこに行ったかすぐ分かりそうですが、某所の写真をいくつか挙げておきます。 電灯が暖色系のためか、夜はとても暗く感じました。滞在中何度か、有名な川を橋の上から眺めていたのですが、風があり結構寒かったです。 あっ、あとフォアグラが安くて美味しかったですw また行きたいです。(菅)

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焼肉(2017年8月21日)

写真 辻本助教の論文受理、水本さんの海外学振合格祝いに焼肉に行きました。(下向)


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久留米出張(2017年7月19日ー7月21日)

写真 写真 0歳と3歳の子供がいるのでなかなか出張(特に海外)に行けないのですが、今回は極低温検出器の国際会議が久留米で開催されるというので、なんとかやりくりして参加しました。19日に子供たちを寝かすのを手伝ったあと、最終のぞみで広島まで行って20日の始発で久留米、21日には帰るという強行軍でした。
 さて、この研究会は、2年に1回開催される極低温(絶対温度1度程度未満)の検出器とその関連技術に関するものです。マニアックな分野に聞こえますが、実は最先端科学の高感度観測はずっと極低温化のトレンドにあり、この会議に出るだけで素粒子物理学や天体物理学など幅広いサイエンスの近未来の動向が分かります。僕は、初めての出席でしたが、現在参加している Hitomi (宇宙X線観測)と LiteBIRD (宇宙背景放射観測)の2つのプロジェクトともにこの会議に深く関係しているので、知っている人がたくさんいました。中には、10年くらい前にパレルモ天文台の滞在でホストして頂いたイタリア人の先生(夫婦で研究をやっていた)の娘さんもいて、時の流れを感じてしまいました。
 久留米は初めてで短い訪問でしたが、やはり歴史の重層する町はいいですね。写真は筑後川河畔の水天宮です。今や、東京の水天宮の方が(特に安産祈願で)有名で、うちの子供の出産前にも戌の日に腹帯を求めに行きましたが、本家はこちら。他にも、とんこつラーメン発祥の地でもあります。あとは、幕末の真木和泉とか、太平洋戦争中に各地を転戦した久留米第18師団とか思い出しました。僕は、独自の文化を持った「県庁所在地ではない城下町」というのが好きなのですが(最近行ったところだと、松本、今治、宇和島、浜松、津山、大多喜など)、久留米もその1つになりました。 (つ)

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アメリカ出張(2017年6月25日ー6月30日)

写真 写真 アメリカのJekyll islandで開催されたAGN Windに関する研究会に参加してきました。 活動銀河核 (AGN) から吹く風 (wind) は、どの場所の風を見るかによってX線から電波まで様々な波長で観測されます。 また、理論的にも明らかになっていない点がまだまだ多く、観測と理論が互いに補完しあいながら研究が進められています。 加えて、風が銀河成長を司っているというシナリオも考えられており、 宇宙物理学的な面白さだけではなく、宇宙論的にも非常に興味が持たれている分野です。 このようなHOTな分野ということもあり、研究会は参加者も多く活発な議論が交わされていました。 水本も口頭発表を行ってきましたが、多くの人に興味を持ってもらえたようです。
ただ、なんと言っても東海岸は遠い! 日本を出てからホテルに着くまでほぼ丸一日かかりました。。。(水)

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ヨーロッパ某所で秘密会議(2017年6月19日ー6月21日)

写真 写真 写真 時々、ヨーロッパやアメリカで開催される秘密会議に召集されます(JAXAのお仕事ではないので、有給休暇を取って)。待遇はそこそこ良くて、ビジネスクラスとまではいかないですが、プレミアムエコノミーを予約してもらいました。行きの飛行機では、周りは皆んな、同じ会議に日本から召集された人ばかり。今回は、世界から146名が召集されたそうです。秘密会議のタスクは、世界最大の宇宙観測装置を利用するために、世界中から集まって来た膨大な数の観測提案を評価するもの。テーマごとのグループに分かれ、ホテルで缶詰になって、朝から晩まで激しい議論が交わされました。しかし、この街の中央駅のなんと立派なこと(写真左)!広場ではパトラッシュとネロが安らかに眠ってますが、地元の人にはこの悲しいおとぎ話はほとんど知られていないそうです。この国はビールで特に有名、ビールの種類が豊富で安くて美味しくて、beer drinkerの私としてはhappyでした!噂では、この秘密会議には三年連続で召集されるのが常だとか。昨年はウィーン、今年はこの街、来年はどこかな(2018年6月後記;なんと東京でした! TT)? (K.E.)

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ローマ出張(2017年6月6日ー6月9日)

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イタリア、ローマで開催されたThe X-ray Universe 2017に参加してきました。 本研究室から海老沢先生、辻本助教、菅原の3名が研究発表を行いました。 X線天文学の最新の研究成果を全て網羅する大規模な研究会で、午前は招待講演、午後はいろんな分野のパラレルセッションが行われました。 ローマはバチカンも近く、ぜひ一度行ってみたいと思っていました。街の至る所に観光名所があり、食べ物も美味しく(google検索で星がたくさん付いているお店はハズレなしでした)、とても楽しい出張になりました。 写真は、左から、「フォロロマーノ」、「トレビの泉」(また来れるようにコインを一枚投げ入れました)、バチカン美術館にあったラファエロの「アテナイの学堂」です。(菅)

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下向さん入学 (2017年4月1日)

東邦大学から下向さんが修士課程学生として進学しました。(水)


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