JAXA 宇宙科学研究所 海老沢研究室へようこそ
2024年度, 2023年度, 2022年度, 2021年度, 2020年度, 2019年度, 2018年度, 2017年度, 2016年度, 2015年度, 2014年度, 2013年度, 2012年度, 2011年度, 2010年度, 2009年度, 2008年度, 2007年度, 2006年度, 2005年度

2010年度

吉田くん卒業 (2011年3月31日)

吉田君が博士号を取得し、東京理科大学を卒業しました(K.E.)


上に戻る

ジャズ鑑賞 @ ワシントン DC (2011年2月18日)

写真

昨年8月に引き続き、再び ASTRO-H 衛星 SXS 検出器開発実験のため、NASA ゴダードにでかけました。1週間の滞在で、今回のお決まりのエンタメはジャズ鑑賞です。演者は、ボビーワトソン他。初めて生演奏を聞きましたが、素晴らしい演奏(特にピアノ)でした。(つ)。

上に戻る

研究室新年会、博士号取得お祝い会(2011年1月21日)

写真 吉田さんと立教大学の武井さんの博士号取得のお祝いにみんなで焼肉に行きました。写真を撮るのが遅すぎて、写真には肉はなく、食べおわったあとの残骸しかないですが…。。博士論文が終わった吉田さんからは、「悪いこと言わないから、今から書いておいた方がいいよ。」というアドバイスをいただきました。次は自分の番なので、とりあえず覚悟しておこうと思います (も)。

上に戻る

すざく衛星運用当番@鹿児島県USC (2010年12月19日ー31日)

すざく衛星の運用当番のため、鹿児島県にある内之浦スペースセンター (USC) に行ってきました。これで二回目です。一回目は昼間の運用で、さらに夏というバカンスシーズンだったので楽でしたが、今回は夜間の運用で、さらに年末という大変なものでした。すざく衛星は、地球の回転軸に対して斜めの方向に進む軌道を回っているため、毎日少しずつ日本から衛星が見える時間帯が早くなっていくのです。そうすると、夜にしか衛星と通信できない時もあるわけで、夜中に運用せざるを得ないのです。大変ですが、僕らの運用から最大限かつ面白い科学的成果が得られるわけですから、頑張って運用を行うわけです。(K)
pict pict
(左) 週に一度の休日に町へ出かけたら、とても綺麗な虹に出会えました。 (右) たとえ、運用最終日に雪が降り、帰りの飛行機に乗り遅れたとしても、最後まで運用を行うのです。ちなみに写真は運用期間中に宿泊するレジデンス。

上に戻る

IRSF研究会(2010年11月16日- 18日)

写真 写真 写真
11月16日から18日まで名古屋大学で行われたIRSF研究会に参加しました(参加者:森鼻、磯)。これは私達の研究室が度々お世話になっている南アフリカの近赤外線望遠鏡の研究会です。今年は望遠鏡ができて10周年ということで南アフリカの研究者を招待しての国際研究会でした。初めての英語での口頭発表は緊張しましたが、様々な方から質問、アドバイスをいただけました。写真は会場の様子とIRSF10周年を祝ってみんなで食べたケーキ(も)。

上に戻る

レッドカプチーノ(2010年11月5日)

写真 "Cafe de PLAIN"の秋の新メニュー、レッドカプチーノを紹介します。ケープタウン、南アフリカ天文台がある界隈は、 その名の通り"Observatory"というエスニックな街です。 各国料理のレストランがあり、アジアンレストランに行くと、 お寿司とトムヤムクンと中華料理を一緒に食べることもできます(笑)。 そのObservatoryにあるオーガニックなカフェで、Red Capuccinoというメニューを見つけて試しに頼んでみたら、おいしくてびっくり!ルイボスティーで作ったカプチーノでした。そのカフェの味を思い出して、僕もルイボスティーで作ってみました(K.E.)。

上に戻る

中国茶再開(2010年10月22日)

写真 写真 写真
猛暑が去って、仕事中に温かい飲み物が欲しい季節になりました。今年度も、ご訪問・ご近所のみなさまに中国茶を提供いたします(左図)。僕は、アルコール類は飲まず、コーヒーや牛乳を飲むとお腹が痛くなるので、お茶に気合を入れています。昨年度に、各種茶葉、中国茶器、及び測定器類を揃えました(中央図、右図)。茶葉は、白・黄・緑・青・黒・紅・花と揃っており、いろいろな香りと味が楽しめます。中国茶以外にも、おみやげで、鹿児島の知覧茶や南アフリカのルイボスティなどもあります。今年度からは、竹製茶盤を導入。より淹れやすくなりました。ぜひご賞味ください(つ)。

上に戻る

High Energy View of Accreting Objects: AGN and X-ray Binaries (2010年10月5日〜8日)

写真 写真 写真
クレタ島は遠かった…。成田からアムステルダム乗り換え、アテネ空港に深夜についてそのまま朝まで時間待ち。早朝クレタ島について、そのままタクシーで研究会場へ。二週間にわたるAGNとGalactic Black Holeの研究会でしたが、さすがに二週間オフィスを離れるわけにもいかないので、僕は前半のAGNのほうだけ出席。宮川君の博士論文でやった内容を発表してきました (もうじきPASJに投稿します)。
クレタ島に行くまでは知らなかった(忘れてた?)のですが、クレタ文明はギリシア文明よりずっと古く、ギリシア文明の前にすでに滅びているそうですね。クノッソス宮殿、クレタ文明の存在自体が発見されたのも比較的最近だとか。
それはさておき、観光する時間は全くなく、長年の論争の的だったMCG-6-30-15の"disk line"について発表してきました。僕たちの結果はdisk lineをほぼ完全に否定しているので、発表する前はdisk line一派との論争に備えてどきどきだったのですが、いやあ、研究会が始まってしまえばどうってことはない。近年観測が進んできて、実にいろいろなAGNでwarm absorber, partial coveringの存在が明らかになってきて、disk lineの発表自体が少なかったです。そんな流れの中で、僕たちの"内部構造をもった部分吸収体による部分吸収率(partial covering factor)の変化によって、観測されるスペクトル変化のほとんどは説明できる "、という主張はすんなりと受け入れられたようです。何人もの人から良い発表だったと言われて、いやあ、実に気持ち良かったです!Disk lineという一つのパラダイムの終焉の始まりのような研究会でした。
食べ歩き、飲み歩きの時間もありませんでしたが、ギリシア風のオムレツとフェタチーズ、オリーブはおいしかったです。クレタ人が、クレタ人は嘘つきだ、と言ったことが真か偽か、という話がありますが、本当のところをオムレツ作りが上手なホテルのお姉さんに聞いたら、クレタの男の人は嘘つきだと言ってました。(K.E.)

上に戻る

天文学会@金沢 (2010年9月22-24日)

写真 天文学会が金沢大学で行われました(参加者:磯)。3日間にわたって各分科会で口頭発表での講演が行われ、それとは別にポスターセッションがあります。今回自分はポスターでの参加で、自分の研究を人に説明する良い機会になりました。学会中、論文で名前を知っている方を見ると有名人を見たような気分になりました。金沢は"のどぐろ"という高い魚がとてもおいしかったです。金沢駅周辺は繁華街ではないので観光へ行く方は注意しましょう。(い)

上に戻る

論文受理お祝い会 (2010年9月13日)

写真 写真
D3の吉田さんの論文が受理されたことを祝って、研究室メンバー+海老沢先生の息子さんで町田のホルモン屋さんでお祝い会をしました。海老沢研究室では、何かお祝いごとがあると焼き肉を食べにいくことに、いつからかなっています。吉田さんは、先生の息子さんにブラックホールについて熱く話されていました。吉田さんはブラックホールと植物について語っているときが一番生き生きしている気がします(も)。

上に戻る

南アフリカ地上観測3 (2010年9月13日)

写真 写真 写真
今回は天候に恵まれなかったですが、いちおう欲しいデータは取れました。何よりも、大学院生が使わせて頂いているIRSFの様子を自分で見ることができて大変よかったです。これからもIRSFのavailabilityを生かして、銀河面の未知のX線天体をどんどん見つけていきたいです。学生の皆さんは南アフリカ長期出張を覚悟しておいてください。ケープタウンの街、特にObservatoryのあたりのリベラルな雰囲気は気に入りました。South African Astronomical Observatory (SAAO)の図書室の荘厳な雰囲気を味わえたのも良かったです。なかなか南アフリカまで行く時間は取れませんが、是非また行きたいと思いました。(K.E.)
今回の観測は、7晩中5晩データをとることができました。私の博士論文に必要なデータだったのでとれて一安心です。地上観測は観測条件に左右されますが体を動かして?!研究する感じがあるので私的には好きです(も)。
写真:(左)データ取得中。(真ん中)ドームからの景色。(右)SAAO図書室にあったMonthly Noticesのvol1。なんんと1831年のもの。

上に戻る

南アフリカ地上観測2 (2010年9月5日)

写真 写真 写真
二回目の南アフリカです。前回は一人でバイクで走りに、今回は大学院生と一緒に観測に。名古屋大学Z研の御好意で、Z研のIRSFという望遠鏡をX線天体のフォローアップ観測に使わせて頂いています。先に現地入りした森鼻さんと磯君に望遠鏡の使い方を教えてもらいました。とても使いやすい望遠鏡で、小規模の割にたくさんの成果を出していることに感心します。衛星観測とは違い、はるばる現場まで赴いて自分で望遠鏡を動かす地上観測は、それなりにたいへんだけど非常に面白いですね。人工衛星と地上望遠鏡の両方を駆使して、天の川から一様にやってくるX線の起源をなんとかして解き明かしたいと思います。前回の一人旅では、山中でバイクのチェーンが切れて大変だったのですが、いろいろな人に助けられて、奇跡的に予定通り帰国できたのでした。たくさんの素朴で明るくて親切な人たちに出会いました。その経験もあって、南アフリカにはとても良い印象を持っています。今回はケープタウンでレンタカーを借りて、のんびりと望遠鏡のあるサザーランドへ。途中、鄙びたMatjiesfonteinという街で昼ご飯にしたら、実は植民地時代に栄えた歴史的な街だったようです。本物のメイドさんが立派なランチを運んで来てくれました。その食器のまた立派なこと!観測所にはたくさんの鹿(スプリングボック)がいます。夜食で余ったお米をドームの外に捨てておくと、きれいに片付けてくれます。街ではビーフジャーキーと並んで、スプリングボックジャーキーも売っています。(K.E.)

上に戻る

南アフリカ地上観測 (2010年9月4日)

写真 9月1日から地上観測のため、南アフリカはサザーランドというところに来ています。参加者は、海老沢、森鼻、磯の3名です。名古屋大学の近赤外線望遠鏡を使わせてもらっています。私の研究テーマである銀河面X線リッジ放射領のX線点源の近赤外線同定を行うためのデータを取得するのが今回の目的です。私にとって2回目の南アフリカでの観測です。ほぼ何もない土地で過ごすのは、私は結構すきです。今のところ晴れているのでデータは順調にとれています。写真は、観測後の景色。こんな素敵な景色がみれるのも地上観測のいいところ(も)。

上に戻る

南アフリカ喜望峰ツアー (2010年8月23日)

写真 写真
地上観測のために南アフリカへ来ました。自分は今回が初の地上観測です。まず観測所があるサザーランドという町へ行く前に、空港があるケープタウンで二泊しました。なぜなら週に二回しかバスが出ないからです。そんなわけで喜望峰ツアーに参加し、ケープペンギンを見てきました。また、喜望峰までサイクリングといった内容もありアクティブなツアーでした。これから始まる二週間の観測前に良い息抜きになりました。(い)
写真:(左)ケープペンギン。(右)喜望峰を上った所からの景色。

上に戻る

ASTRO-H Summer Workshop@群馬県水上市 (2010年8月19-21日)

写真 第1回Astro-H 夏の学校参加のため、群馬は水上に行ってきました(参加者: 辻本、吉田)。これは「2014年打ち上げ予定の日本のX線衛星Astro-Hを用いたscienceを考えましょう」という主旨のworkshopです。打ち上げまで毎年行われます。これからのX線業界を担うD1-3がメインターゲットで、海外の有名な研究者を数人呼んでX線観測の基礎が講義されたりしました(左図)。このworkshopの大きな特徴として「posterで1位を取ると数ヶ月海外で修業できる権利を得られる」というイベントがあります。それゆえ皆さんとても気合いの入ったposterを作成してきました。自分は今年D3でアレなのでposterは出しませんでしたが、来年度もぜひ参加してそのときはposterを出そうと思います。まぁ海外修業の権利を得られるのは学生だけらしいですが…。

写真 写真 写真
ところで水上と言えば温泉です。朝晩入るは当たり前、中には昼風呂を楽しむ人もいました。何に効能があるのかよくわかりませんが、成分表を見るとどうしても「温泉の成分もどこかの星で生成されたんだよね」と思わずにはいられません。遠い昔に遠い場所で作られた元素が今人間の健康に効くのいうのも面白い話です。Astro-Hはそういう元素もたくさん見付けていくことでしょう。Astro-HのHはHot spring(温泉)が由来だというのはご存じでしたか?意外と知られていないので、この機に周りに教えてあげて下さい。すみませんウソです。温泉に入りすぎて調子に乗りました。(TY)

(左) 旅館から撮った風景。とてものどかな所です。ただコンビニが欲しいです。 (真ん中)(右) 夕食。とても豪華でした。おいしすぎてコーラが進みました(3瓶以上飲んだ)。


写真 授業の合間に川遊びをしている人々(つ)。

上に戻る

メープルシロッププリン(2010年8月12日)

写真 "Cafe de PLAIN"の新メニュー、メープルシロッププリンです。材料は牛乳と卵とメープルシロップだけで、 素朴な味わいで栄養たっぷりです。代金は無料ですが、マスターが時間をかけてじっくりと焼き上げていますので、 召し上がりたい方は前もってご予約をお願いします。今日はCafe de PLAINに遊びに来てくれたOさんを、 カプチーノとプリンでおもてなししました。研究所は夏休みをとっている人も多く、まったりとした雰囲気の中、 つい長話してしまいました(K.E.)。

上に戻る

アイスカプチーノ(2010年8月5日)

写真 宇宙科学研究所G棟3階の"Cafe de PLAIN"では、この夏、新たにアイスカプチーノを始めました。 お砂糖は使わず、本場カナダのメープルシロップを使っているので、たいへん健康的です。 代金は無料ですが、マスターの気が向いたときにしかお出ししませんので、あしからずご了承ください。 共同研究で研究室を訪れたKさんが写真を撮ってくれました(K.E.)。

上に戻る

若手夏の学校@愛知県豊橋市 (2010年8月2日-8月5日)

写真 写真 写真
若手夏の学校が愛知県豊橋市で行われました。今回は国立天文台、宇宙研の学生が中心になって運営されました。自分は院生になって初の発表の場です。反省の余地たっぷりな発表でしたが無事に終わりました。自分の後が招待講演だったのですが、その内容がまさに自分のテーマそのもの、リッジの話でした。仕組まれた順番な気もしますが専門家の方の前での発表というのも良い経験になったのではないかと思っています。さらに議論もできたので自分的には大収穫です。他の分野の方の講演も学ぶことが多く研究に対するモチベーションも上がりました。

写真 写真 写真
ところで発表も大事ですが、夏の学校は「天文関係の友達」を作る場でもあります。夏の学校くらいでしか全国の同期と出会う機会もないそうです。宇宙研にいるとどうしても交流が少なくなりがちな気がします(同じ東大天文の同期は自分以外に1人です。。。)。ということで、波長を越えて分野を越えて交流を深めてきました。ただ連日の飲み会はお酒の苦手な自分にはかなりきつかったですが...。来年は座長を務めるのでまた参加します。(い)

上に戻る

NASAゴダード日記その6(2010年8月2日)

写真 こちらで行った研究のポスター発表を7月28日に行いました。普段の学会とは違い、天文が専門ではない人もポスターを見に来るので説明の仕方、ポスターの作成の仕方が普段と少し異なり、どう伝えたら分かるか考えました。ポスターはブラックホールの進化に関するものだったのですが、理論の方から意見やアドバイスをもらえたり、同じように解析をやっている方に貴重なコメントをいただけて勉強になりました。次は8月6日に同じ研究内容での口頭発表があるので、いただいたコメントを生かしたいなと思います。あとこちらに来ている辻本助教がせんべいをくれて、ジャンクなものしか食べてなかった私はとてもうれしかったです(も)写真は、せっかく学生から逃れてアメリカに来たのに、昼ごはんに押しかけられて仕方なく森鼻さんの発表練習を見ている指導教官(つ)

上に戻る

NASAゴダード日記その5(2010年7月31日)

写真 日米欧の協力で開発されている ASTRO-H 衛星搭載 SXS 検出器では、アナログ処理系がアメリカ、デジタル処理系が日本の担当です。今回の滞在の目的は、両者の通信試験を行うことですが、機械だけではなく人間のコミュニケーションも大事です。というので、今週末は NASA のエンジニア Kevin Boyce さんの家へディナーに招待されました。久しぶりに、アメリカ式庭バーベキューを満喫しました(つ)。

上に戻る

JAXA特別公開(2010年7月30日-7月31日)

写真 写真 写真
7月30,31日の2日間で宇宙研の特別公開がありました。X線グループは31日のみの参加です。ブースの前で一般の人に説明をするのですがけっこう知識を持った方が多く驚きました。また小さな子が目を輝かせて話を聞いている姿が印象的で研究をがんばろうという気持ちになりました。今年は「はやぶさ」の効果もあり2日間で3万人以上もの人が来たそうです。はやぶさのカプセルが見れる博物館前は常に長蛇の列ができていました。噂では開園前から二千人が並んでいたとか...。おそらくグッズもたくさん売れたのでしょう。個人的には「はやぶさのプラモ」が欲しかったのですがもうありませんでした。終わったあとはX線グループでお疲れ様会です。(い)

上に戻る

NASAゴダード日記その4(2010年7月30日)

写真 写真
今回の実験に参加している埼玉大・首都大の学生さんや先生、NASA のエンジニア、そしてゴダードに滞在中の森鼻さん、早藤さんなど多数連れ立って、ワシントンDCへ大リーグ観戦に行きました。東部地区最弱球団の1つナショナルズでしたが、先発ピッチャーの好投などもあり8対1で快勝。今年は、僕が応援したチームは必ず負ける(参院選で投票した現役閣僚も落ちた)というジンクスがありましたが、今回は例外だったようです。みなさん、本場の野球場の雰囲気を満喫されたようで何よりです(つ)。

上に戻る

NASAゴダード日記その3 (2010年7月29日)

写真 ゴダード新特派員の辻本です。ASTRO-H 衛星 SXS 検出器の開発実験のため、7月28日から2週間の予定でゴダードに滞在中です。ゴダード宇宙センターの敷地は大変広いですが、我々の実験室は2ヶ月前から滞在している森鼻さんの研究室の近くです。29日の夕方、評判のタイ料理屋でごはんを食べていたところ、車上荒らしに遭い、レンタカーの窓ガラスが割られてナビが盗まれました。ゴダード周辺はあまり治安がよくないとのことで、気をつけましょう(つ)。

上に戻る

CV国際会議@京都大学 (2010年7月26日ー30日)

京都大学でPhysics of Accreting Compact Binairesという激変星 (Cataclysmic Variables) に特化した国際学会が開催されたので、参加してきました。初めて国際学会で口頭発表をすることになりましたので、非常に緊張しました。何度も先生方や研究室の先輩後輩に、発表練習に付き合っていただいたおかげで、なんとか上手く発表できたと思います。(K)
pict pict pict
(左) 分かりにくいですが、一応発表の様子。 (中) 京都は観光する所が多くでいいですね。 (右) 出世したいものです(!?)。

上に戻る

NASAゴダード日記その2 (2010年7月12日)

写真 こちらに来てもう一ヶ月たちました。とても早く感じます。GSFCの敷地内にはたくさんんのリスがいて癒されながら解析をしています(写真)。こちらでの自分の研究以外に、インターンシップの一環として、orbitalというロケットを作成している企業に見学にいったり、元宇宙飛行士のJohn Grunsfeldさんを招いての食事会などもありました。なかなか普段できない経験をさせてもらっています。ジョギングの食生活でも太らずに済んでいますが、そろそろ日本食(特にお好み焼き)が食べたくなってきました。(も)

上に戻る

水草日記 (2010年7月3日)

写真 今日水槽の中を見てみるとなんだか違和感が。…水草ってこんなだったっけ…?気になったのでおとといの写真(7月1日の日記参照)とと比べてみると…あれ!?明らかに葉っぱが短くなってる!!葉っぱがそこらへんに散らばっているわけではないので、自然にぬけてしまったのではないようです。ということは… 金魚たちが食べてしまったってこと…?えー、結構エサあげてるつもりなんだけどなぁ。と思ってる横から金魚たちが水草をつついている瞬間を目撃してしまいました。ああ、やっぱりそうだったのか…2日で水草をこんなにしてしまうなんてすごい食欲だ。今度からエサの量増やします。森鼻さん、早く帰ってきて下さい。(TY)

上に戻る

研究室の動植物達 (2010年7月1日)

写真 現在辻本部屋(1616部屋)には動植物が生息しています。動物代表は金魚。これらは今NASAに研修(?)しにいっている森鼻さんのものですが、研修中は研究室で面倒をみよ、という話なわけです。最近、水浄化装置とか酸素供給装置の綿の異常な黒さが気になってきました。漂流教室の未来生物的な新しい生き物が発生しそうなほど、おどろおどろしいグロテスクさ。お見せしたいですが、グロ画像になってしまうので自粛します。そういうわけで昨日新しいのに交換しました。あまりの白さに感動です。ついでに水草も買ってきました。やっぱり植物は良いです。癒されますね。

写真 次に植物の話をしましょう。研究室では、自分(吉田)が花を育てています。現在育てているのはマリーゴールド、金魚草、おじぎ草の3種類です。もう4-5ヶ月くらいになりますが、ずいぶん大きく育ちました。(i) マリーゴールドは白いプランターの方です。黄色い花がきれいですね。美しい…。毎日昼は日光の当たるところに移動させ、夜は寒さや虫対策のために研究室の中央のところに置いたりして大切に育てています。が、最近あんまり元気がありません…。調べてみると、密生させすぎによる蒸れが原因だとか。思い切ってばっさり切って風通しを良くせよ、という解決法が載っていたけれど…。(ii) 金魚草は茶色のプランターの左にある大きい植物です。これ、種は1mmもないような小さなもので、発芽時は3mmもないんじゃないかってくらい小さかったのです。それが今や50cmくらいになりました。大きくなりすぎて自重を支えきれないので、ビニールで支えてあげています。野性の金魚草はどうやって自立しているんだ?大きくなったはいいですが、一向に花を咲かせる気配がありません。それに、ところどころ黒くなったりしてきてます。うーん…こちらはこちらで心配です。(iii) おじぎ草は茶色のプランターの右の植物です。ご存知、触ると葉っぱが動く植物です。子供の頃そこらへんに生えていたりしませんでしたか?最近ではニセおじぎ草みたいなのしかなくて、おじぎ草を見かけることがなくなりました。なので自分で育てているのです。最初小さい鉢に入っていたのですが、大きくなったのでこのプランターに移植したとところ、土が合わなかったのかどんどん枯れていきました。でも今はやっと慣れたのか、元気に葉っぱを生えさせています。「おじぎ草に久々に触りたい!」という人、お気軽に研究室に来てみて下さい。かき氷とともに、今までの植物育成苦労話をお聞かせします(強制)。(TY)

上に戻る

自転車事故 (2010年6月30日)

写真 もう何日も前の話ですが、辻本さんが自転車に乗っている最中に事故が起こって右足にケガをされました。自転車に乗った中学生とぶつかったとか。現在はもうほとんど治っているようです。大事にならなくて本当に良かった。辻本さんに入院でもされたら、色んなプロジェクトが止まるんじゃないかと本気で心配です。みなさんもお身体には充分お気を付け下さい。(TY)

上に戻る

NASAゴダード日記その1(2010年06月26日)

NASAゴダード宇宙飛行センターに来て約3週間たちました。こちらでの研究にも少し慣れてきました。宇宙研にいるときの夜型生活とは逆の朝6時におきて、8時に研究を始めるという健康的な生活を送っています。こちらでは、ジョギングしている人が多く、私も健康のために毎日ではないですが走っています。この生活スタイルを日本に帰っても維持したい。(も)

上に戻る

かき氷始めました (2010年6月18日)

写真 写真 写真
おとといから暑い日が続いたので、本日から研究室でかき氷を始めました。去年も大活躍だったかき氷作り機(名前なんていうの?)、今年はいつまで使われるでしょうか。シロップはイチゴ・ブルーハワイ・レモン・メロン・氷すいを常備、オプションで煉乳や抹茶粉末もあります。時には小豆もあるので、宇治金時を作れる場合も。研究室にお立ち寄りの際は是非味わっていって下さい。(TY)

上に戻る

海老沢研ホームページ更新 (2010年06月17日)

研究室のホームページ更新しました。(つ)


上に戻る

東大の授業 (2010年6月16日)

宇宙研に所属していて辛いこと、挙げるとすれば本郷まで授業で通うこと。基本的に週2回だが今週は集中講義のため週5で本郷に。さすがにちょっときついな〜。梅雨入りも近いらしいし。
天文学専攻は20単位を授業で取らなければならない。ほぼ強制的に1年間通うことになる。来年も通うのは嫌なのでなんとかM1のうちに取っておきたい!キャンパスライフはもう十分です。息抜きにはなるけどね。(い)


上に戻る

夏の学校締め切り (2010年6月14日)

今日は夏の学校申し込みの締め切りでした。院生になって初の発表の場ということと、天文関係の友達ができるということで非常に楽しみです。色々な研究を聞けるのも楽しみですね。
そういえば宇宙研に来てはや2ヶ月。少し前までは研究を始めたばかりだったのに、学会で発表する、今年度中に論文を書く、などの話が出ていて急展開です。とりあえず9月までの死のスケジュールをこなすのが目標です。授業のレポートがきつくなければいいいけど、、、。(い)


上に戻る

プロ野球観戦@相模原球場 (2010年6月7日)

写真 研究所から歩いてすぐのところに相模原球場があります。横浜ベイスターズの主催で、毎年、プロ野球の1軍戦が1回程度、2軍戦が数回程度行われます。今年の1軍戦は、北海道日本ハムファイターズを迎えての試合。研究所の同僚と観戦に行きました。ベイスターズは、今年チームで一番の勝ち星を挙げている清水投手でしたが、打ち込まれ、10点の大差で惨敗。1塁側のチケットが取れず3塁側だったため、不機嫌なベイファンの相手をせずにすみました。(つ)


上に戻る

NASA Summer Internship (2010年5月29日-8月6日)

写真 写真

5月29日からinternshipでNASA/GSFCにきています。こちらでは、NASAの研究員の方と一緒に系外銀河のX線近赤外線対応づけを行っています。他のinternship生と一緒に寮活しているのですが、英語漬けな毎日です。しかし、学ぶことだらけでよい経験なっています。写真は、(左)internshipのメンバーと、(右)リンカーン記念館(も)

上に戻る

ULX国際会議@スペイン (2010年5月24日-5月26日)

写真 写真 写真
スペインはマドリードで行われたULX(Ultraluminous X-ray source)の国際会議 "Ultra-Luminous X-ray sources and Middle Weight Black Holes" に参加してきました。参加者は吉田です。なんとD3のこの時期にまさに自分の専門分野であるULXの研究会が行われるとは、ちょっと出来すぎな気がしますがとてもありがたいことです。会場はXMM-NewtonやINTEGRALなどで知られるESACであり、ここでNewtonとかを動かしているのかと思うとなかなか感慨深いものがあります。講演ではULXの最新成果などが発表されては議論され、とても刺激を受ける3日間でした。ちなみに自分は初めての英語トーク発表で、めちゃめちゃ疲れました…。講演の最後に「I'm sorry. I'm not good at speaking English.」と言ったら「Ha ha ha !」と笑いが起きた…やはりみんなそう思ってたのかなぁ。(左) 会場の様子。あまり人がいないのは coffee break 中だからです。参加費がタダなせいか、会場はちょっと小さく、机もありませんでした。(真中) coffee break の様子。論文でよく名前を見る人のほとんどが今この場にいると思うと、すごくフシギ(SF)な感じがします。ちなみに coffee break は1時間ごとに40分ほどあります。長い…。 (右) coffee break に出たお菓子。参加費タダな割りには豪華です。(TY)


写真 写真 写真
Google map の航空写真で見ていたのである程度予想していましたが、ESACは非常にのどかな所でした。周り一面緑に囲まれ、日本のように縦に長い建物はなく、ほとんど1階建て。ゆったりした雰囲気を感じることが出来ました。でもコンビニ作った方が絶対いい。(左) 会場を外から撮ったもの。陽射しが強いですが、湿度がないためか、それほど暑く感じません。 (真中) 食堂。 (右) ESACから見える古城のようなもの。イメージの中のヨーロッパがそこにはありました。(TY)


写真 写真 写真
スペインもチェコと同じく、某ランドみたいな街並みでした。日本にはない統一感に圧倒されます。特に目立ったのが石像と噴水で、そこかしこにありました。お立ち寄りの際は、そこに注目すると面白いかもしれません。(左) 典型的な街並み。ここにも石像がありますね。ちなみにこれ、セッション後に撮影したもので、午後8時は回っています。午後10時くらいにやっと日が暮れるので、ちょっと感覚がおかしくなりそうでした。 (真中) かの有名なドン・キホーテの石像。ドン・キホーテは、世界初のギャグ小説(?)らしいです。なんと聖書に次ぐ世界第2位のベストセラーだとか! (右) 夜ライトアップされた噴水。美しい。(TY)


写真 写真
スペインにはストリートパフォーマーの方々がたくさんいました。特に石像に化けている人が多く、本当に間違えそうになるほど精巧です。左の人は、手前のバケツ(?)にお金を入れると30秒ほど動いてくれます。ムービーに撮ったので、見たい方は是非研究室にお越し下さい。右の人はただのコスプレ。あの衣装の製作費が気になるところです。(TY)


上に戻る

磯くん入学 (2010年4月1日)

東京理科大学から磯直樹くんが修士課程に入学しました。(え)


上に戻る