JAXA 宇宙科学研究所 海老沢研究室へようこそ
2024年度, 2023年度, 2022年度, 2021年度, 2020年度, 2019年度, 2018年度, 2017年度, 2016年度, 2015年度, 2014年度, 2013年度, 2012年度, 2011年度, 2010年度, 2009年度, 2008年度, 2007年度, 2006年度, 2005年度

2016年度

和田さん、楠さん卒業 (2017年3月31日)

和田さんが博士課程、楠さんが修士課程を修了しました。二人とも民間企業に就職です(K.E.)。


上に戻る

和田君、楠さん送別会、下向さん歓迎会 (2017年3月31日)

写真 写真 写真
博士課程修了の和田君、修士課程修了の楠さんの送別会、4月から修士に入られる下向さんの歓迎会をしました。 場所は楠さんの希望で、相模大野駅近くのオシャレなイタリアンで。やっと希望がかないましたね(笑)。バーニャカウダの野菜がおいしくて、ちょっとビックリ! 緑区の契約農家さんから仕入れているそうです。相模原というのは、とりたてて言うほどのものはないけど、普通においしいものがあって、普通に暮らしやすい、普通の街だと、相模原出身の私は思います。和田君、楠さん、4月からは会社員として、しっかり社会に貢献してください!そして、もしできれば、民間の立場から宇宙科学を支えてください!大学院で天文学を専攻し、苦労して学んだこと、身につけたことは、会社に入っても決して無駄にならないと思いますよ。(K.E.)
上に戻る

カリフォルニア出張 (2017年3月27-30日)

写真 写真 高エネルギー天文学衛星較正国際会議に参加してきました。この会議は毎年開催され、日米欧(最近は他のアジア諸国も)でX線・γ線天体観測衛星の装置較正の専門家が集まって、各自が担当する較正の進展を交換します。世界中の衛星で同じ天体を見て、互いの装置を較正するのが必須で、そのための母体です。僕はこの会議に、「すざく」X線衛星のX線CCD観測装置の較正担当としてこれまで何度か参加してきたのですが、「ひとみ」衛星の開発が忙しかったため今回は7年ぶりの参加でした。今回は「ひとみ」衛星のX線カロリメータという、これまで誰も見たことがない素晴らしいデータの軌道上較正結果を発表することができました。衛星の喪失により、このデータが少量にとどまったことはかえすがえすも残念なことです。とても久しぶりの参加でしたが、みんなよく覚えてくれていて大変うれしかったです。ちなみに、場所はアローヘッド湖畔にあるカリフォルニア大学ロサンゼルス校の保養地。瀟洒なロッジでルームシェアするタイプで、寒かったのですが、部屋の暖房器具の暖炉の使い方がわかりませんでした。 (つ)

上に戻る

水本NGC4051論文アクセプトお祝い (2017年1月17日)

写真 写真 写真

幹事の海老沢です。水本君の論文がアクセプトされたのでお祝いをします。よく頑張った水本君には僕がおごります。場所は宇宙研から徒歩5分、いつもの「みんみん」で。 まず、全員、大盛りキャベツの千切り(100円)を注文しましょう。神奈川県は豚がおいしいですが(高座豚、シロコロホルモンとか)、それは当然注文するとして、 今日はお祝いなので、豪勢に高級和牛のミスジ(写真中)とサンカク(写真右)もいっちゃいましょう!さすがにこれはとろけるように旨い!さあ、みなさん、どうぞご遠慮なく、もっともっと、お腹いっぱい食べて飲んで。 お代は水本君はタダ、お給料を貰ってない木下君と楠さんは子供料金1000円でいいです。学振を貰っている和田君は2000円、職員の菅原君と辻本君は4000円ずつでお願いします。あとは私に任せてください(でも福沢諭吉先生でおつりが来ました)。 「みんみん」は安くておいしくて相模原最強の焼肉屋!と言いたいところですが、実は、それ以上の秘密の名店があるんだな…。次回、論文を出した人には、その店で僕がおごることにしましょう。(K.E.)

上に戻る

ニュージランド出張(2016年11月28日ー12月2日)

写真 写真 写真
ニュージランド、オークランドで開催された第329回国際天文学連合シンポジウムに参加してきました(左端の写真:会場の様子)。 会議では大質量星の最新の理論や観測結果が報告され、非常に刺激的でした。自分にとっては初南半球だったので、色々と新鮮な出来事が多かったです。 5日以上滞在しましたが、一度も羊を見ませんでした。人口以上に羊がいるはずでしたが、どこに行ってしまったのでしょうか? エクスカーションでは、過去の噴火で作られた島(ランギトト島:中央の写真で遠くに見える島)へ行き、 足場の悪い岩の上を2時間以上ひたすら歩くだけという、インドア派の自分には堪らない貴重な体験ができました。 ちなみに、オークランド市内にあるスカイタワー(地上328m)では、高さ192mからバンジージャンプができます。 右端の写真は、スカイタワーの展望台から見た写真です。この写真の中の右側にある縦線がバンジージャンプのロープです。 もちろん自分はやりませんでした。どなたかチャレンジしたことのある方は感想を聞かせてください。(菅)

上に戻る

ネパール出張 (2016年10月16日-21日)

写真 写真 写真






ネパール、カトマンズで行われたブラックホールの国際会議に参加してきました。 私は初めての参加だったのですが、同様の会議がカトマンズで数年に一度行われているそうです。 街はクラクションと壊れたレンガの赤土の匂いに包まれ、 信号機が無いため片側二車線の道路を横断するのも、右を見て左を見てもう一度右を見ても渡れないような交通状況だったのですが、 意外とこういう方が、緊張感があって事故が少ないのかなと思いながら散歩をしていました。 写真は、ネパール最古の街パタンと、ヒンドゥー教寺院のあるパシュパティナートです。 宗教は違うものの、日本の仏教寺院とどことなく共通点があり、興味深かったです。 もちろん、肝心の会議も全日程しっかりと参加してきました。 (水)

上に戻る

イタリア出張 (2016年9月19日-23日)

写真 写真 写真








イタリア、サルデーニャ島で行われた国際会議に参加してきました。 本研究室からの参加者は海老沢、水本です。 地中海とあって終日晴天に恵まれ、非常に気持ちのいい場所でした。 昼休みの間に海に泳ぎに行く人もいましたが、私はあいにく水着を持っておらず。。。 事前の下調べと準備の大切さを痛感しました。 会議自体は、我々の発表にも興味を持ってもらえたようですし、 刺激的な発表も数多くあり、非常に実りのあるものになりました。 (水)

上に戻る

2016年秋季天文学会 (2016年9月14日-16日)

写真 写真 今年の秋季天文学会は、愛媛大学で開かれました。飛行機から見える、瀬戸内海にたくさんの島が浮かぶ光景は、新鮮で趣を感じました。
今回の学会プログラムを見たところ、重力波天文学の発表が激増しているように感じました。昨年初の天体検出に成功したばかりなので、流行っているのでしょう。私は主に、X線天文学との関連が深そうな発表 (特に恒星・コンパクト星に関連するもの) を見て回り、見識を深められました。その他には、スペースガード (地球に対する天体衝突への対抗策) に関する発表が興味深かったので心に残っています。天文学には様々な研究分野があるのだと感じました。 (き)

上に戻る

第7回アウトフロー研究会@富士山麓 (2016年9月5日-6日)

写真 写真 ブラックホールなどのコンパクト天体から吹き出すエネルギー流としての「風」に関連して議論する、本研究会も7回目を迎えています。当研究室からは海老沢、辻本、水本、楠が参加しました。今回のテーマは"What should we do before Hitomi2?"。「ひとみ2」実現までの間に我々は何をやっておくべきなのか?を考える機会として開催されました。今年度宇宙研に滞在中でこの分野に詳しいDone教授を交えて、各々が取り組む研究内容の発表や議論を行い、有意義な会でした。
場所が河口湖でしたが、会場の施設に行ってみると、なんと隣の教室を使っていたのはR教大の高エネルギー天文研究室のみなさん!偶然です。こんなところでX線天文の関係者が集結してしまってました。 温泉に入ってBBQをしたり、帰りは観光スポットの氷穴・風穴に行ってみたりと突発的なエクスカーションでも楽しみました(写真) (く)

上に戻る

岡山観測所 (2016年8月4日)

写真 写真 本研究室の卒業生の森鼻さんが主提案者となって応募した観測が採択されたので、岡山観測所まで観測に出かけました。前回来たのは10年前です。それ以来、最寄り駅からのバスが廃止されたことと、3.8メートル新望遠鏡の建設が始まっている(左写真)こと以外はほとんど変化なく、アトホームな感じです。観測所に行くと、滞在中にビジターの顔写真が入り口に掲示されることが多いのですが、なんと10年前の自分の顔写真が残っていて、そのまま使われていました。今回は赤外線分光器 ISLE を初めて使用しました。装置性能ぎりぎりを狙う観測なので、データ解析が大変そうです。夜はお腹が空くので夜食が提供されます。メニュー(右写真)で、A, B, C, D から1つずつ選ぶのですが、A でラーメンを選んだ時に C で何を選んだらよいのかわからないです。 (つ)

上に戻る

Informal meeting on winds (2016年7月1日)

写真 降着流を作るようなブラックホール天体では、降着円盤付近から「風」が吹いている、ということが、観測と理論の両面から知られています。 一方で、この「風」がどのような物理パラメータを持っているのか、「風」が周辺環境にどのような影響を与えているのかなど、まだまだ分かっていない点は多く、多くの研究者が興味を持って研究しています。 このような背景から、ブラックホールからの「風」について解き明かそう、という目的のもとに、数年前から理論の研究者と観測の研究者が互いの情報を共有して議論を深めるためのミーティングを不定期に行っています。 今回の打ち合わせも、理論、観測の両面から最新の研究結果について議論が交わされ、大盛況のうちに幕を閉じました。 (水)

上に戻る

スペイン出張 (2016年5月9日-13日)

写真 写真 写真 昨年も参加したESACでの研究会、およびデータ解析のワークショップに参加してきました。 運悪くマドリードは終日曇り、一時雨という天気で、珍しく気温も低く、 ものの見事に風邪をひいてしまいました。 研究会自体は、X線天文学のこれからの10年間を考える有意義なものになり、 ワークショップも今まで使っていなかった解析ツールを学ぶ面白いものになりました。 ESAの運用するXMM-Newton衛星もアーカイブデータがかなり溜まっていますので、 ひとみ衛星が使えなくなった今、これらを使って面白い研究を考えていきます。 写真は、ESACの裏にある謎の城(15世紀のものらしい)と、マドリード市街。クリックすると大きくなります。 (水)

上に戻る

研究室歓迎会 (2016年4月13日)

写真 写真 写真 新年度の研究室歓迎会をしました!この頃の宴会は焼肉ばかりだったこともあり、今回は宇宙研の近くの高座豚レストランに行きました。宇宙研がある相模原は、実は豚とか鶏卵とかが特産だったりしますね。高座豚のお料理とともにドイツビールを楽しむ人々がちらほら。美味しかったです。写真は、新しくポスドクで来た菅原さんが豚の木彫りに触って幸せ祈願しているところです笑 (く)

上に戻る

菅原さん異動、木下さん入学 (2016年4月1日)

中央大学から菅原さんがポスドク研究員として異動、東北大学から木下さんが修士課程学生として進学しました。(水)


上に戻る