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軌道への跳躍

3号機の打上げ後、漁業問題のため実験が中断している間も、各部分の改良計画は積極的に進められた。L-4T-1は、これらの改良の成果を総合的に確認するために計画されたもので、この点を強調するため、最終段の推薬量は60%に減量したので、衛星軌道への投入能力を持っていなかった。着実な方針ではあったが、宇宙航空研究所の若い人たちの中には、大いに不満を唱えた者もあった。

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