美笹深宇宙探査用地上局(MDSS)

アンテナ組立工事(反射鏡部)


アンテナ組立工事(ELギア調整及び年末年始の積雪対策)#16
2019年1月23日

EL駆動部のギア調整時の動画です。粗調整と精調整がありますが、これは粗調整です。年末年始の雪対策で15degまで倒しましたが、制御部が無いため人力で動かしています。1000倍速で編集しています。



アンテナ組立工事(ELギア調整及び年末年始の積雪対策)#15
2018年12月25日

EL駆動部のギア調整及び年末年始の積雪対策としてEL角度を15degに設定しました。

↓EL角度を45degにした状態です。少しずつ角度を変えながらギア調整をしていきます。斜め左(南東から見たもの)

↓真東から見たものです。照明は作業用に点灯しています。

↓EL角度が45deg時に背面から撮影したものです。

↓EL角度が15deg時の全景です。年末年始はこの状態で過ごします。

↓天頂を向けた状態で星空をバックに撮影しました。


アンテナ組立工事(主反射鏡部・ステイ)#14
2018年12月4日

残作業を継続中です。

↓EL回転構造部に巻取りケーブル機構を取り付けているところです。

↓54mアンテナの南側にGPS受信用のアンテナが建ちました。

↓主鏡パネルと日よけパネルの貼り付けが完了です。日よけパネルは1枚のみ貼り残しです。

↓サポートトラス周りの日よけパネルの貼り付けも完了。主反射鏡内部へのアクセス階段も取付完了です。


アンテナ組立工事(主反射鏡部・ステイ)#13
2018年11月18日

11月18日に副反射鏡を取り付けました。

↓副反射鏡部にステイを取り付けているところです。

↓副反射鏡を取り上げているところです。

↓副反射鏡の取り付け完了。これでアンテナの高さは69mになりました。

↓雪がアンテナ内部に侵入しないように防護カバーを付けます。

↓主反射鏡から副反射鏡を見上げたところです。


アンテナ組立工事(主反射鏡部・ステイ)#12
2018年11月16日

11月13日からステイ(主反射鏡に取り付けて副反射鏡を支える部分)の取り付けを開始しました。

↓11月13日に取り付けられたステイ

↓11月14日に取り付けられたステイ

↓11月14日に取り付けられたステイの吊り上げ時の画像

↓主反射鏡パネルの取り付け状況

↓11月14日のステイ吊り上げ状況(敷地外から撮影)

↓11月14日のステイ吊り上げ状況(敷地外から撮影)人と比べるとやはり大きいですね。


アンテナ組立工事(主反射鏡部・副反射鏡部)#11
2018年11月7日

10月31日と11月2日に主反射鏡ブロック(ブロック7及びブロック1)を取り付けました。これで主反射鏡ブロックの取り付けは全て完了したことになります。今後はブロック間のリブ及びパネルの取り付け作業に入ります。

↓10月27日にアンテナ奥に虹がかかりました。

↓ブロック7の取り付け状況(2018年10月31日)。

↓ブロック1の取り付け状況(2018年11月2日)

↓副反射鏡の地組状況です。(2018年10月29日)

↓副反射鏡からの電波を集束ビーム給電部内に反射するための第1鏡です。(2018年11月1日)

↓第1鏡の地組状況です。(2018年11月3日)

↓途中、天候等により遅れが生じましたが約1ヶ月半で主鏡ブロックの吊り上げを終えました。


アンテナ組立工事(主反射鏡部・副反射鏡部)#10
2018年10月26日

10月16日と10月22日に主反射鏡ブロック(ブロック3及びブロック2)を取り付けました。

↓ブロック3の取り付け状況

↓ブロック2の取り付け状況。回数を重ねる度に作業が効率化され、初回では6時間程度要していたものが3時間程度で完了するようになりました。

↓副反射鏡を支えるステーの地組です。

↓次回吊り上げる主反射鏡ブロック7の地組状況です。

↓最終吊り上げの主反射鏡ブロック1の地組状況です。ブロック1とブロック7の違いが判りますか? ブロック1にはステーの一部が取り付けられるため、リブを強化している箇所があります。写真右側です。

↓2018年10月26日時点で8ブロックの取付が完了しています。次回は10/29、10/31を予定していますが天候により変更があります。


アンテナ組立工事(主反射鏡部)#9
2018年10月16日

10月13日に主反射鏡ブロック(ブロック9)を取り付けました。





↓副反射鏡部の地組も順調です。

↓2018年10月13日時点で6ブロックの取付が完了しています。


アンテナ組立工事(主反射鏡部)#8
2018年10月12日

9月25日及び10月11日に2つの主反射鏡ブロック(ブロック4とブロック5)を取り付けました。
下の写真はブロック4を取り付けた状態(9/25)でのアンテナ外観です。


↓10月11日に行ったブロック5の吊り上げ風景です。左右を挟まれている状態で初めての取付でしたが問題無く終了しました。

↓ブロック間の隙間は吊り上げ時の接触を回避するため、空けてあり、下の写真のように後からブロック間を繋ぐリブとパネルを付けていきます。

↓一方、地上では副反射鏡の地組が既に開始されています。中央にある6角柱が副反射鏡駆動部で、それにステイの一部を取り付けています。副反射鏡は3本のステイで支持されます。

↓副反射鏡駆動部を横から見たものです。副反射鏡自体はこの駆動部の真下に取り付けられます。

↓2018年10月12日時点で5ブロックの取付が完了しています。


アンテナ組立工事(主反射鏡部)#7
2018年9月25日

9月22日及び23日に2つの主反射鏡ブロック(ブロック10とブロック8)を取り付けました。Facebookでお問い合わせが多かった吊り上げの順番(現時点における計画)を以下に示します。主反射鏡の地組を5ヶ所で行っていることから、吊り上げが連続した後、暫くは地組期間が続くため吊り上げはお休みとなります。
下図は主反射鏡を上空から見た時のブロック構成です。中央にあるのが主反射鏡を取り付けるセンターリング(直径8m、高さ5mの円柱)で、時計回りでブロック1から10までの番号を割り振っています。
吊り上げの順番はオレンジ色の数字で円の外側に記載していますが、本日時点で灰色部分の@からBまでを完了しています。次回はC番のブロック4を吊り上げる予定です。ブロック間の白い扇形部分は吊り上げ時にお互いが接触しないように間引いてあり、後で取り付けることになります。


↓9月22日に吊り上げたブロック10について、日よけパネルを取り付け、30度傾けた状態です。

↓ブロック10がセンターリングに固定されました。

↓続いて9月23日に吊り上げたブロック8の吊り上げ状況です。

↓ブロック8をセンターリングへ取り付けるために移動させています。

↓センターリングに取り付けた状態です。

↓ブロック6、10、8が取り付けられた状態でのアンテナ全景です。


アンテナ組立工事(主反射鏡部)#6
2018年9月22日

主反射鏡は10ブロックに分割して組み立てています。1ブロックは円を10分割したもので1つあたり24トンの重量となっています。全長は23mです。これまで手順の確立に時間を要したり、気象条件が整わなかったため、若干遅れ気味でしたが、ようやく1ブロック目を取り付けることが出来ました。下の写真は地組した主反射鏡を吊り上げて所定の位置に持って行き、背面に日よけパネルを取り付けているところです。

↓日よけパネルを取り付けたあと、センターリングに取り付けるため、少し傾けます。

↓パネルの空中遊泳です。

↓センターリング(直径8m、高さ5mの円筒形)に取り付けた状態です。

↓センターリングへの取り付け状態です。

↓取り付けた後のアンテナ全景です。これから順次取り付けて行きます。


アンテナ組立工事(主反射鏡部)#5
2018年9月4日

主反射鏡部のセンターリング、シールドチューブ及びサポートトラスの取付を行いました。下の写真はセンターリング(直径8m、高さ5m)のパーツになります。これに主反射鏡を取付けます。

↓センターリングパーツを外側から見たものです。

↓センターリングと作業員を比べると大きさが分かりますね。

↓センターリングの設置を開始したところです。

↓主反射鏡と副反射鏡で集束されたビームを第3鏡で反射したものをビーム切替室に引き込むための第4鏡、シールドチューブ、第5鏡を取り付けています。

↓第4鏡付近の拡大写真です。中央左の垂直に下りている部分がシールドチューブです。

↓センターリングとシールドチューブ設置後の全体外観です。

↓主反射鏡を補助的に支えるサポートトラスです。ユニコーンガンダムの角のようですね。

↓5階(ELシャフト付近)から見たサポートトラスです。


アンテナ組立工事(主反射鏡部)#4
2018年8月21日

主反射鏡部の地組を継続中です。鏡面のパネル取付が終わったものは日よけパネルの取付(写真下の曲面状の3枚のパネル)に移行しています。

↓主反射鏡パネルを吊り上げるために500トンクレーンのビームを2倍にしました。これで地上高100mの高さになります。



アンテナ組立工事(主反射鏡部)#3
2018年8月8日

主反射鏡部の地組箇所を5箇所に拡大して作業を継続中です。リブの組み立てが終了したものからパネルの取付に移行しています。

↓鏡面パネルの貼り始め。1枚ずつリブにボルトで固定していきます。最終的にアンテナに組み上がった状態で再調整するので可変型ボルトになっています。


↓リブとボルトの間に隙間があるのが確認できると思います。


10ブロックのうち2ブロックの鏡面パネルの貼り付けが完了しました。



アンテナ組立工事(主反射鏡部)#2
2018年7月30日

主反射鏡部の地組箇所を拡大して作業を継続中です。接続されている冶具の根元からリブの先端までの長さは23m程度あります。





アンテナ組立工事(主反射鏡部)#1
2018年7月12日

主反射鏡部の地組を開始しました。まずは主反射鏡を支えるリブと言われる骨組みを組み立てます。リブはセンターリングという直径8メートルの筒状のものに固定されますが、地組においてセンターリングを模擬した冶具に取り付けて取付角度等を調整します。

↓センターリングの冶具は5式あるため、5ヶ所でリブの組立を行います。







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