美笹深宇宙探査用地上局(MDSS)

アンテナ基礎工事


アンテナ基礎工事#8 
2017年11月10日
アンテナ基礎工事もほぼ完了しました。あとは若干の手直しを11月末までに行う予定です。
以下は、若干早いですが施工業者の樺|花組さん及び南新電気工業さんとの完成記念撮影を行いました。厳しい要求にも関わらずしっかりと施工していただいたことに感謝いたします。

(↓アンテナ基礎室拡大)


 (↓アンテナ基礎全景:直径は32m)

アンテナ基礎工事#7
2017年11月2日
11/1時点でアンテナ基礎の出来形検査が完了しました。電力棟は引き続き内装工事を継続しています。
以下の写真はアンテナ基礎の出来形検査風景(11/1時点)です。

↓アンテナ基礎室から半径16m近くに設置されたレールアンカーボルトまでの距離をトランシットで計測しているところです。全数900本を一つ一つ測ることは時間を要するので、事前に測られたデータをチェックしつつ、抜き打ち検査で確認します。いずれも合格しました。


↓レールアンカーボルトにコーナーリフレクタ(レーザの反射板)を置いて正確に測ります。




↓電力棟の外観です。


アンテナ基礎工事#6
2017年9月14日
10/12時点でアンテナ基礎については躯体工事が完了しました。現在、アンテナ機器室の仕上げ工事を実施中です。電力棟については、内装工事を引き続き実施中です
アンテナ基礎全景(10/6時点)



アンテナ基礎室及びAz回転構造部アンカーフレームセット(9/25時点)




アンテナ基礎〜電力棟間のFEP管敷設(9/29時点)

10/10時点での建設地の状況


アンテナ基礎工事#5
2017年9月14日

9/14時点でアンテナ基礎についてはマスターコリメータ基礎、レール基礎が完成し、残土の埋め戻しを開始しました。また、基礎室の工事を開始しています。

アンテナ基礎全景

アンテナレールのアンカーフレーム設置状況(アンカーフレームの組立・施工においては、誤差を数ミリメートル以内に収めるためコロナ技研さんにお骨折りいただきました。)

電力棟の工事状況

9/11時点での建設地の状況


アンテナ基礎工事#4
2017年8月9日

8/9時点でマスターコリメータ基礎のアンカーフレーム、アンテナレール部のアンカーフレームセット及びコンクリート打設が完了しました。

150mmφFEP管の敷設作業

マスターコリメータアンカーボルト位置測定

アンテナレール基礎部全景

8/9時点での建設地の状況


アンテナ基礎工事#3
2017年7月13日
【杭打ち】
7/13時点で杭打ちが完了し、基礎の躯体工事に着手しました。@はアンテナ心臓部のマスターコリメータ基礎の根伐り状況です。Aはアンテナレール基礎部の杭頭出しを行っているところです。杭の直径は1.8mで杭の深さは20m程度となっています。



マスターコリメータ基礎の根伐り状況


アンテナレール部の杭頭出し


7/3における建設地の状況


アンテナ基礎工事#2
2017年6月8日
【杭打ち】
6/7時点で24本中21本の杭打ちが完了しました。下の写真は杭打ち工事の状況を示しているものです。直径1.8mの杭を合計24本岩盤に打ち込みます。
工程としては、杭打ちする箇所の@芯出しを行った後、Aケーシングによる掘削を行いながら、Bのようにケーシング内の廃土を取り除いていきます。これを岩盤に行きつくまで継続します。次に掘削した穴にC鉄筋籠を挿入し、コンクリートをD打設していきます。

@芯出しの状況



Aケーシング



B杭掘削の状況



C鉄筋籠挿入の状況



Dコンクリート打設の状況



6/6における建設地の状況


アンテナ基礎工事#1
2017年4月28日
アンテナ基礎工事の準備作業を4/28から開始しました。左上の写真は5/8時点での現場状況です。左下は5/9に現場上空をドローンにより撮影したものです。






詳細設計(その1)の完了
2017年4月27日
アンテナサブシステムの構成要素のうち製造期間がクリティカルなもの、送受信サブシステム、低雑音受信増幅装置の主要サブシステムとその他の構成要素を含めた詳細設計が完了しました。これを踏まえたJAXA内の審査会が行われ次フェーズである製造段階への移行(一部を除く)が承認されました。


アンテナ中心位置の確定
2017年4月21日
アンテナ基礎工事の着工に先立ち、設計図面で指定されたアンテナ基礎中心を建設地に落とし込むための測量を行い、中心位置の決定及びその確認を4/21に行いました。
 アンテナ中心位置は蓼科スカイライン上にある基準点2ヶ所を用いた測量による方法と、GPS測量による方法を併用して確認しました。
 下の写真は測量状況を示したものです。結果として、図面位置に対して数mmの誤差で基礎中心を設定することができました。






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