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「あすか」──90年代のX線天文学をリード

「はくちょう」、「てんま」、「ぎんが」に続くわが国4番目のX線天文衛星ASTRO-Dは、宇宙最深部の新たな探査と、多種多様なX線天体の精密観測を日米協力によって行うことを目的として、1993年2月20日11時00分、M-3SIIロケット7号機によって内之浦から打ち上げられた。近地点高度525km、遠地点高度622km、軌道傾斜角31.1度、軌道周期96分の軌道に投入されたASTRO-Dは、「あすか」(飛鳥、ASCA:Advanced Satellite for Cosmology and Astrophysics)と命名された。

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