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「ぎんが」の国際協力

「ぎんが」の観測機器は英国、米国など外国の研究者と共同で製作、試験などを行い、多くの観測を行って、素晴らしい成果を挙げた。そのため多くの研究者が日本を訪れ、また日本からも英国、米国などへ訪れ、機器の開発やデータ解析などを行った。

外国の研究者の中には1ヶ月以上滞在した人もおり、内之浦(岸良)に滞在したイギリスのある研究者は大の魚好きで「1年分の魚を食べました」と喜んでいたそうである。

「ぎんが」は、1991年11月1日に大気圏に突入し消滅した。すべての観測機器は最後まで正常に動作し、約350のX線天体を観測した。消滅後もデータの解析および論文の作成は、外国の研究者と一緒に続けられたことは言うまでもない。

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