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小惑星探査機 はやぶさ

「はやぶさ」の軌跡

年月日 出来事
2000年 9月26日 小惑星1998SF36発見
2003年 5月9日 鹿児島宇宙空間観測所(現内之浦宇宙空間観測所)よりMUSESーC打上げ、「はやぶさ」と命名
5月27日 イオンエンジン点火
8月 1998SF36がイトカワと命名される
2004年 5月12日 スイングバイに向けた軌道微修正終了
5月19日 地球スイングバイでイトカワに向けて旅立つ
12月9日 イオンエンジンの宇宙作動時間が2万時間を突破
2005年 7月29日 イトカワの撮影に成功
7月31日 3基ある姿勢制御装置のうちX軸が故障
8月28日 イオンエンジン往路運転終了
9月12日 イトカワに到着(距離約20km)
9月30日 ホームポジション(距離約7km)に到着
10月3日 姿勢制御装置のうちY軸の不具合を確認
11月4日 第1回降下リハーサル
11月9日 航法誘導試験、ターゲットマーカの分離練習
11月12日 第2回降下リハーサル、ミネルバ分離
11月20日 第1回タッチダウン・ターゲットマーカー放出
11月26日 第2回タッチダウン
11月26日 化学エンジン燃料漏れ
12月9日 燃料漏れによって姿勢が安定せず、地球との通信ができなくなる
12月14日 地球帰還を3年延長
2006年 1月23日 地球との交信が復活
3月6日 「はやぶさ」の軌道が決定される
6月2日 科学雑誌「サイエンス」が、イトカワ科学観測特集号を発行
7月 太陽光圧を利用した姿勢制御開始
リチウムイオンバッテリの充電開始
2007年 1月18日 試料容器のカプセル収納・蓋閉め運用完了
2月 イオンエンジン再点火
4月25日 地球帰還に向けた本格巡航運転開始
10月18日 第1期軌道変換完了・イオンエンジン停止
2008年 5月 地球から最遠に到達(距離2.5天文単位)
2009年 2月4日 第2期軌道変換開始・イオンエンジン再点火
11月4日 イオンエンジンに異常発生
11月19日 2台のイオンエンジンを組み合わせて推進力確保(クロス運転)
2010年 3月27日 第2期軌道変換完了・イオンエンジンの連続運転終了
4月6日 初回軌道修正(TCM-0)終了
4月15日 再突入・回収運用隊結団式
5月4日 地球外縁部への誘導(TCM-1)完了
5月12日 地球と月を撮影
5月27日 地球外縁部への精密誘導(TCM-2)完了
6月5日 地球外縁部からWPAへの誘導目標変更(TCM-3)完了
6月9日 カプセル着陸想定地域への精密誘導(TCM-4)完了
6月13日 カプセル分離、大気圏突入、カプセル地上発見
6月14日 カプセル回収作業完了、熱シールド発見
6月17日 帰還カプセルが羽田空港に到着
6月18日 JAXA相模原キャンパスにサンプル到着
6月24日 カプセルの中身の開封作業開始
7月5日 カプセル内のサンプルコンテナに微粒子を確認
7月30日 カプセル初公開
10月8日 サンプルに岩石物質の確認
11月16日 カプセル内の微粒子がイトカワ由来のものであると判明
2011年 6月 ギネス世界記録に【世界で初めて小惑星から物質を持ち帰った探査機】として認定
8月26日 科学雑誌「サイエンス」が、「はやぶさ」特別編集号を発行
12月23日 サイエンス誌:科学分野における今年の10大成果に選定
2012年 1月24日 第1回はやぶさサンプル国際研究公募
2013年 1月9日 第2回はやぶさサンプル国際研究公募
3月31日 はやぶさプロジェクト解散
6月26日 小惑星「イトカワ」の微粒子公開決定