No.200
1997.11

 ＰＬＡＩＮ　　 ＩＳＡＳニュース　1997.11　No.200
- Home page
- No.200 目次
- 200号記念にあたって
- 10大ニュース
- 「あけぼの」
- 「ひてん」
- 「ようこう」
- ＧＥＯＴＡＩＬ
- 「あすか」
- ＥＸＰＲＥＳＳ
- ＳＦＵ
- 「はるか」
- 赤外線観測
- Ｍ-Ｖロケット
- 観測ロケット
- アンドーヤ
- ダイアナ計画
- 太陽発電衛星
- 有翼飛翔体
- 相模原キャンパス
- ＫＳＣ
- ＮＴＣ
- ＡＴＲＥＸエンジン
- ＳＢＣ
- ＵＤＳＣ
+ ＰＬＡＩＮ
- ＣＡＳＴ
- ＳＵＲＣ
- 初めての第三者評価
- 国際協力
- 将来計画
- ＩＳＡＳニュース200号に寄せて
- 編集委員会
- 宇宙研の100ヵ月パート２

- BackNumber

宇宙科学企画情報解析センター



　ＰＬＡＩＮセンターの正式名称は「宇宙科学企画情報解析センター」です。1993年４月，宇宙科学に関する将来の企画動向をにらんで宇宙研の情報解析システムを整備する目的で設立されました。ＰＬＡＩＮは英語名の Center for PLAnning and INformation Systems の略で，正式の長い和名に比べると発音しやすいためか今では通称の方がすっかり定着した感があります。当センターの活動は，ネットワーク関連，科学衛星のデータベース，スーパーコンピューターなどの中央計算機およびその全国共同利用と多岐にわたっています。最近のWWWのホームページの普及など世の中の情報革命は加速度的に進行し，当然ながら宇宙研にも押し寄せてきました。そのため，当センターの果たすべき役割も急速に増えてきましたが，所内外の多くの人の協力を得ながらなんとか良い方向に進めていく努力をしてきました。いま精力的に取り組んでいる中心課題は科学衛星のデータベースです。宇宙研の最近の衛星データは世界のトップレベルにあるものが揃っており，国際的貢献への期待も高まってきています。本来，これらの科学データはできるだけ速やかに公開して広く一般の研究者が利用できるようにすべきものです。当センターでは，各衛星プロジェクトと協力しながらそのようなデータシステム(ＤＡＲＴＳ)作りをしてきました。ＤＡＲＴＳはWWWを介してデータの検索，配信のできるデータベースで，ネットワークにより国内だけでなく世界の研究者の利用に供しようというものです。今年度から「あすか」「ようこう」のデータを公開できる運びとなりましたが，今後さらに他の衛星データについても同様の予定です。

(向井利典)

#
目次
#
ＣＡＳＴ
#
Home page
ＩＳＡＳニュース No.200 (無断転載不可)