宇宙航空研究開発機構 サイトマップ

TOP > 活動内容 > 宇宙理学 > 宇宙プラズマ物理学

宇宙理学

宇宙プラズマ物理学

宇宙プラズマ物理学のグループは、主として地球磁気圏の研究に従事しています。現在運用している衛星は「あけぼの」「GEOTAIL」です。

地球の周辺で起きている様々なプラズマ物理現象の解明を目的として、太陽地球系物理学国際共同研究 (ISTP) が各国の研究者の協力のもとに推し進められています。 ISTP には世界の多くの人工衛星が参加していますが、「あけぼの」「GEOTAIL」は、この中で重要な役割を果たしています。ISTP 参加の他の衛星には、NASA の WIND、POLAR のほか、ロシア宇宙科学研究所 (IKI) が中心になって打ち上げた Interball シリーズ、ヨーロッパ宇宙機関(ESA) の SOHO や Cluster II、そのほかに Equator-S などいくつかあります。また、人工衛星のデータの解析にとどまらず、地上観測や理論研究、モデリングの研究者とも相補的な共同研究を行なっています。こうした共同研究により、太陽と地球の間の相互作用によって引き起こされる、物質や運動量、エネルギーの生成や流れ、消失の過程が明らかになると期待されています。

関連リンク