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挑戦・挫折・停滞

500kmというのは大した距離ではない。東京から大阪くらいである。新幹線で行けば3時間かからない。しかしこれが重力と空気抵抗の障害を衝いて空へ向かうとなると、途方もなく遠い距離となる。1960年代後半の東京大学宇宙航空研究所を中心とする人々の努カは、この「はるかな500km」への必死の挑戦であった。

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