宇宙科学推進体制
JAXA宇宙科学研究所には、昭和56年に設置された文科省宇宙科学研究所の大学共同利用機関としての役割を継承し、大学共同利用システムを運用するため、外部の学識者から事業計画その他の宇宙科学研究に関する重要事項等についての助言を得るための制度として、宇宙科学評議会と宇宙科学運営協議会が設置されています。
また、宇宙科学研究所では、広い範囲の理学研究者と工学研究者が強い連携のもとに、一体的に研究活動やプロジェクトの実行までの活動を行っています。新たなミッションコンセプトの創出、宇宙科学の長期的ビジョンの策定についても宇宙理学・工学の両委員会の広い見識を併せた活動を進めています。
新しい研究活動やプロジェクトの創出は、宇宙理学・工学委員会のもとに、研究コミュニティの母集団である理学・工学の研究班員から提案を受け付け、これを支援し、プロジェクト化へと進める事によって行われます。