衛星観測データを用いた宇宙科学
本教材は、 科学衛星データを宇宙科学の教材として活用するためのものです。 特に高エネルギー天文学のデータを用います。 教材の主対象は、大学での利用です。 加えて科学館、高校での教育にも活用してください。
本教材の特徴は、実際に研究者が用いているデータを解析し、創造と発見の喜びを体験できることです。 教材は、高エネルギー天文学を専門にしている大学の研究者や大学院生、データベース(DARTS)を開発している研究者、 および高校の教員、天文台の研究者により制作・管理されています。
皆様からのご意見、ご指摘を歓迎します。 頂いたご意見、ご指摘を教材の改善に役立たせて頂きます。 tamura.takayuki AT jaxa.jp (ATを@に変えてください) まで、お寄せください。
謝辞: 本教材を作成するために、利用したサイト、ツール、その他のコンテンツ
Updates
2013-04-15: URLが変更になりました。2015-05-29: 解説パンフレットを公開します。
目次
第1部 はじめに
1.1 高エネルギー天文学
高エネルギー天文学については、 付録および ISASのX線天文学のページなどをご覧ください。1.2 データ解析について (ツールのインストールを含む)
課題を行うためには、ここに書かれているいくつかのツールのインストールが必要です。 1.3 作成ネットワーク
第2部 高エネルギー天文学の実習
課題 一覧
タイトル | 学習課題 | 更新日 | 課題作成 |
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超高速で回転する中性子星―カニパルサーの1日は33ミリ秒 | タイミング解析, 波の位相 | 2010-2-4 | 海老沢 研 |
太陽表面の高エネルギー現象を探ろう | 太陽の高エネルギー現象 | 2008-12-25 | 矢治 健太郎 |
「ぎんが」衛星のデータを用いて中性子星の半径と質量を求めよう , (2008 version PDF) | 中性子星の半径と質量の推定 | 2010-3-19 | 岩本, 沢田,北本他 |
星の残骸から、私たちの素を見つけよう | 超新星残骸での特性X線 | 2010-3-19 | 馬場 彩 |
赤ちゃん星が作りだす巨大爆発現象を理解しよう | 原始星からのX線 | 2010-3-19 | 坪井 陽子, 飯塚 亮, 菅原 泰晴 |
宇宙最大の構造/銀河団の質量を測る−暗黒物質を暴く | 質量の推定 | 2010-3-19 | 松下 恭子 |
X線で暴く近接連星の中に潜むブラックホール | ブラックホールの証拠 | 2010-3-19 | 吉田鉄生, 馬場 亮輔 |
X線で探る天の川の中心 - 銀河系中心部に潜む巨大ブラックホールを暴け | X線の反射 | 2010-7-16 | 村上弘志, 八木橋伸佳 |