第2章 内之浦の
登場

カッパ8型が高度200kmを超えた時点で、糸川は日本海の狭さを意識し始めた。いずれ日本のロケットは日本海のさしわたしをまたぐ。そしてその目は、太平洋に面した表日本に向けられた。

この章を読む

カテゴリーメニュー