専攻長のメッセージ

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宇宙科学で世界をリードする研究を

総合研究大学院大学(総研大)は、学部を持たない大学院のみの大学です。大学としての独自のキャンパスはなく、全国の大学共同利用機関等に基盤を置いており、学生は共同利用機関等で勉学および研究に励むことになります。総研大は、研究者の養成を目的の中心に掲げており、世界トップレベルの研究機関で高度な専門教育と広い視野を養う総合教育を実施しています。ここで言う研究者は、大学で学術研究に従事する人のみではなく、民間企業も含めた多様な研究機関で研究を主体とする幅広い職業に携わる人を指しています。各々の専門分野で高い能力を発揮するだけでなく、幅広い視野を持った研究者の養成を目指しています。

物理科学研究科宇宙科学専攻は、JAXA宇宙科学研究所を基盤機関とする専攻です。宇宙科学研究所の教員の半数以上が総研大の併任になっており、宇宙科学専攻は宇宙研で行われている研究のほぼ全ての分野をカバーしています。具体的には、様々な波長での宇宙の観測、太陽系天体の探査、宇宙輸送や人工衛星・探査機に関わる工学技術、宇宙利用などの分野をカバーしています。理学にせよ工学にせよ、宇宙に関わる研究の我が国唯一の拠点として世界をリードする研究を行なっています。

このような総研大宇宙科学専攻で学ぶメリットはどこにあるのでしょうか。宇宙科学研究所では様々なプロジェクトが進行しており、宇宙科学専攻の学生も、それらのプロジェクトに関わることで、大学院の早いうちから実践的な経験を積むことができます。また、宇宙科学専攻には、理学、工学の幅広い分野の研究者が所属しているので、総研大の学生同士の交流の中で自然と広い視野を養うことができます。リサーチアシスタントなどの学生支援制度に加えて、宇宙科学専攻には独自の特別奨学金制度があるなど、学生支援も充実しています。このように、研究者を目指すのに最適の環境をもつ宇宙科学専攻を、意欲にあふれる多数の学生が志望してくれることを期待しています。

宇宙科学専攻 専攻長
教授 堂谷 忠靖