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宇宙科学の最前線

2013年後期

2014年3月5日更新

ジオスペース探査衛星 ERGプロジェクト

地球のまわりの宇宙空間ジオスペース(geospace)には、さまざまなエネルギーを持ったプラズマや粒子が存在しています。2015年度の打上げを目指しているジオスペース探査衛星(ERG)は、ジオスペース最高のエネルギーを持つ「放射線帯」の粒子変動と宇宙嵐のダイナミクスを解明します。
(ISASニュース 2013年12月 No.393 掲載)

2014年2月3日更新

宇宙と老化

宇宙環境に適応する際に宇宙飛行士に急速に現れるさまざまな生体の機能変化は、老化による骨量の減少や筋力の低下などの諸症状に似ており、人の老化のすべての特徴を備えているといわれます。ここでは宇宙環境と老化や寿命との関係を、細胞老化の観点から解説します。
(ISASニュース 2013年11月 No.392 掲載)

2014年1月10日更新

「はやぶさ2」のレーザー高度計

レーザー高度計は、惑星探査機の航法・誘導において活躍すると同時に、科学観測機器としても重要な役割を果たします。「はやぶさ2」に搭載されるレーザー高度計について、「はやぶさ」のそれと比較しながらご紹介します。
(ISASニュース 2013年10月 No.391 掲載)

2013年12月9日更新

「ひので」衛星による太陽研究の進展

太陽観測衛星「ひので」は、打上げ以来7年間、私たちがそれまで目にしたことがなかった太陽の新しい姿を見せ続けてくれています。ここでは最近の話題から可視光望遠鏡(SOT)の観測成果をご紹介します。
(ISASニュース 2013年9月 No.390 掲載)

2013年11月6日更新

フェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡で探るフェルミ加速の物理

国際協力で開発、運用されているフェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡は、これまでの衛星に比べて高感度のガンマ線観測を実現しています。この衛星を利用して宇宙物理学の重要な課題である超新星残骸の衝撃波における粒子加速のメカニズム解明に関する研究がおこなわれ、銀河宇宙線の起源の解明に向けた重要な知見が得られました。
(ISASニュース 2013年8月 No.389 掲載)

2013年10月4日更新

ソーラーセイルによる深宇宙航行技術の実現

2010年5月に打ち上げられた小型ソーラー電力セイル実証機「イカロス(IKAROS)」は、すべての技術目標を完遂し、現在も太陽系空間を航行しています。遠心力を利用したセイル展開などIKAROSの実現に向けて行われた研究、開発、運用における様々な挑戦を振り返ります。
(ISASニュース 2013年7月 No.388 掲載)