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衛星打上げロケット M-3H

M-3Hロケットは、M-3Cの第1段の長さを延長して推進剤を増やし、より重いペイロードを運ぶようにしたもので、本質的にはM-3Cと同世代のロケットと言うことができます。地球低軌道へ300kgのペイロードを運ぶことができました。

M-3Hロケットによって打ち上げられたミッション

機体データ

※1号機は長楕円軌道のミッションだったので、オプショナルにキックステージがつけられました。

    第1段 補助ブースタ 第2段 第3段 第4段
全長 m 23.80 5.794 8.895(8.020) 3.059 1.408
最大直径 m 1.410 0.310 1.410 1.136 0.932
重量(点火時) kg 44714 4120 11307 1436.4 187.25
重量(燃焼終了時) kg 17597 1371 3960 351.0 141.15
推進剤重量 kg 27098 2737 7195 1083.7 45.55
フレオン     kg     56.0    
過酸化水素    kg     84.7    
質量比   2.540 2.996
2.817 4.087 1.323
比推力 sec 239 219 277 284 281
重心位置(点火時) % 60.96 62.90 63.75 58.66
重心位置(燃焼終了時) % 42.01 53.02 47.73 67.40
慣性能率 Ix(点火時) kg,m,sec2 1839 305.8 18.60 1.281
重心位置(燃焼終了時) kg,m,sec2 659.9 105.2 3.274 1.210
慣性能率 Iy (点火時) kg,m,sec2 188107 3258 46.95 2.638
慣性能率 (燃焼終了時) kg,m,sec2 83114 1928 22.96 1.483
ネット・ペイロード kg     149.98   SA 128.34
ノズル膨張比   6.34 3.57 21.80 41.53 43.07
ノズル出口径 mm 1146 302.2 1078.3 696.0 229.7

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