宇宙航空研究開発機構　宇宙科学研究所
宇宙理学委員会委員長　草野 完也
宇宙工学委員会委員長　永田 晴紀

時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。さて、第17回宇宙科学シンポジウムを下記の要領で開催致しますので、ご案内申し上げます。このシンポジウムは、理学・工学両分野の研究者が集まって、宇宙科学について広く議論する場です。

本シンポジウムは、衛星・探査機・ロケット・大気球により得られた成果をはじめ、現在開発中または提案されている計画・ワーキンググループの報告、ならびに衛星・探査機基盤技術について行われている研究の現状や将来構想などを共有し、今後の宇宙科学研究の進む方向について議論し発信するためのプラットフォームとして、重要な役割を果たします。

本年３月に発生したX線天文衛星「ひとみ」の異常事象とその喪失は我が国のみならず世界の宇宙科学全体に大きな影響を与えましたが、そうした困難を超えて宇宙科学研究が将来にわたって継続して発展し続けるためには、分野を超えた相互交流と宇宙科学分野全体での議論が必要です。本シンポジウムはそうした役割を果たすため、宇宙科学コミュニティにふさわしい発信ができるような企画を設けることを計画しています（詳細は後日アナウンスいたします）。また、例年と同様に幅広い分野の発表からなる一般セッションも設けられます。

今年度も2日間にわたって開催します。プログラムなどは追ってお知らせいたしますが、皆様の積極的なご参加と活発なご議論を期待しております。

開催日

2017年1月5日（木）～6日（金）
開催場所

宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所（相模原キャンパス）
プログラム概要

企画セッション（招待講演）

一般セッション
１．現在活躍中及びこれまでの宇宙科学ミッションの最新成果報告

  • 衛星・探査機・観測ロケット・大気球等により得られた最新科学成果の報告

２．開発中および検討中の科学ミッションの報告

  • 将来の科学衛星・探査機計画、小型衛星・小型飛翔体による科学ミッション、海外計画への参加ミッション、各ワーキンググループからの報告等

３．宇宙科学を支えるテクノロジーの開発の報告
プログラム

ポスターセッションについて：
ポスターのサイズは、最大横 90cm 以下、縦 120cm 以下 （～A0サイズ以下） になります。

1/5 13:00 ～のポスターセッションまでにお貼りください。なお、ポスターは 前日の設営終了後から貼ることが可能です。
1/6 14:00 のポスターセッション終了後から1/6のセッション終了までにおはがしください。撤収時に残されているポスターは廃棄いたします。
講演申し込み期限

講演申込は終了しました。
講演申し込み方法

下記URLのページから講演申し込みページにお入りください。
https://www.qs-conductor.com/JAXA_CIS/login.aspx

申し込み期間は10月31日(月)から11月22日(火)までです。
なお、申し訳ありませんが、シンポジウムシステムが更新されましたため、 以前のアカウントはご使用になれません。お手数ですが、新たにユーザー登録をお願い致します。

利用者マニュアル

問い合わせ先

〒252-5210　相模原市中央区由野台3-1-1
宇宙航空研究開発機構　宇宙科学研究所
宇宙科学シンポジウム世話人 宛
（村田泰宏、田中孝治、安部正真、大山聖、橋本博文）
E-mail：z-sss17@jaxa.jp
T E L：050-3362-2956

  • 例年多数の申し込みを頂いておりますが、会場の都合でポスターの掲示数にも限りがございます。同一プロジェクト・WG等からのお申し込みは、一つのセッションにつき5件以下に調整していただけますようお願い申し上げます。

  • 口頭発表のプログラムは12月初めにご案内する予定です。

  • 1日目の夕方に懇親会を予定しております。なるべく事前に参加申し込みをお願いいたします。

  • 後刷りDVD講演集は作成しません。Web上での公開のみになります。シンポジウム後に提出頂いた講演原稿は、JAXAリポジトリ(https://repository.exst.jaxa.jp/dspace/)で公開致します。

  • なお、その他の連絡事項等につきましても、こちらのページ及びメール（講演申し込み者）にてお知らせする予定です。