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今年も、アストロダイナミクスシンポジウムの講演募集の時期となりました。おかげさまで、今年で32回目を迎えます。新型コロナウイルスの影響で、この二年間はオンラインでの開催を余儀なくされておりましたが、今年は状況も落ち着きつつあるということで、現地での発表・聴講を含むハイブリッド開催とする方針でございます。やや変則的な開催形態とはなりますが、オンライン・対面両方の良さを活かせるよう努めて参ります。またシンポジウム終了後には、ささやかながら参加者の交流のための意見交換会も用意する予定ですので、ご都合の付く方はぜひ相模原の現地にお越しいただければと思います。なお、新型コロナウイルスの感染拡大状況次第では、全面オンライン開催に移行する可能性も視野に入れておりますので予めご了承ください。
宇宙開発が高度化し、ロボティクス、編隊飛行、月・惑星探査などと、応用力学に基礎をおきながらも、航法・誘導・制御の研究領域でもあるアストロダイナミクス分野の重要性は、ますます高まっているように思います。JAXA等のプロジェクト関係者が、大学や、研究機関の方々と、各種の研究課題を話し合い、理論の応用を模索することは大いに有意義であると考えております。われわれアストロダイナミクス関係者としては、ときには、純粋に研究・技術論議に時を過ごす機会を確保したいものと考えております。
昨年度は講演数が78件、参加登録者数も278名を数え、大変に盛況でした。今年度も、発表時間の確保を第一に、1件あたり30分間を確保し、十分な発表時間と質疑時間を用意いたします。内容は、できるだけ構想やシステム記述様の総論的なものは避け、地味ながらも基本的な研究・技術課題に焦点をあてて取り組みたいと考えております。未完成あるいは途上の研究・技術発表も多いに歓迎したいと思います。大学院生や若手技術者の方々の参加も期待しています。なお今年からの新たな試みの一つとして、講演の後刷り集については、従来の論文形式に代えて発表用スライドの提出も認めることといたします。発表者の皆様のご負担も軽減されることと思いますので、奮ってご発表いただければと思います。当シンポジウムは既発表の内容でも発表を受け付けます。後刷り原稿は全員提出を原則としていますが、著作の関係で、当シンポジウムのリポジトリに掲載する内容を制限することも可能です。当シンポジウムでは著作権の譲渡を求めません。また、留学生の方にも積極的にお申し込みいただければと思います。
昨年度から幹事メンバーも世代交代し、より良いシンポジウムとできるよう様々な試みを実施しております。今後とも、当シンポジウムがアストロダイナミクスコミュニティの発展・活性化に貢献できるよう努めてまいりますので、引き続き皆様のご指導・ご鞭撻をどうぞよろしくお願い致します。
開催日 |
2022年7月25日(月)〜 26日(火) 9:00~18:00 JST |
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開催場所 |
ハイブリッド開催(JAXA相模原キャンパスA棟 & Zoomミーティング) |
世話人 |
松永三郎(東工大),大塚敏之(京大),神谷俊夫(NEC),吉河章二(三菱電機),外本伸治(九大),山田克彦(大阪府大),上野誠也(横国大),吉田和哉(東北大),鈴木宏二郎(東大),中谷一郎(JAXA),久保田孝(JAXA),吉川真(JAXA),岩田隆敬(JAXA),橋本樹明(JAXA) |
マニュアル |
参加登録・準備等については下記を参照してください。(2022/7/25 更新) |
プログラム |
【一般講演】 【特別講演】
【懇親会】
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講演申込 |
【申込期限: |
開催概要・ 講演募集テーマ |
下記のテーマを中心に、発表を募集します。発表は日本語ですが、講演スライドは英語を推奨します。一部、外国人のセッションが設けられる可能性があり、英語発表をお願いする場合があります。
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講演原稿について |
講演集は後刷り(英語)となります。 |
問合せ先 |
JAXA宇宙科学研究所 木下 美夏(事務局) |