国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構
宇宙科学研究所 学際科学研究系
世話人:吉田 哲也
齋藤 芳隆

本年度の大気球シンポジウムを下記の通り開催いたします。
本シンポジウムは「これまでに実施した大気球実験で得られた成果」「将来の大気球実験計画」ならびに「大気球に関連する技術開発」に関して統合的に議論することを主目的としつつ、「平成29年度に希望されている気球実験の実験計画や準備状況の審査」も兼ねて開催いたします。

昨年度に引き続き2つの特別セッションを企画させていただきます。いずれも大気球実験の実施機会を今後ますます最大限に活用していただくために重要なテーマです。多数の方に講演を申し込みいただきますようお願いいたします。

特別セッションでの講演:

  1. 「豪州など海外での気球実験計画」
    今後継続的に豪州気球実験を実施する体制を築いたことを踏まえ、これからの豪州気球実験の候補となる実験計画の提案を募集します。特に「平成30年春期に豪州での気球実験を希望されている実験計画」については準備状況の審査も兼ねますので、講演を必ずお申し込みください。日本国内(大樹町)では実現が難しいが豪州では可能な計画の切り口として「気球やゴンドラが超大型」「長時間飛翔」「陸上回収」「南半球」を想定します。海外の宇宙機関等が提供する飛翔機会を利用した実験計画の講演も募集します。
  2. 「超小型の気球実験計画」
    大樹町で実施する超小型の実験計画として、ゴンドラ重量が25kg程度以下と小さく、必要とする水平浮遊が1時間程度以内と短く、コマンドやテレメトリの通信を極力必要としない実験計画の提案を募集します。比較的小さな気球を用いた飛翔運用や通常の気球実験との相乗り飛翔を想定します。また、ゴム気球を利用した宇宙科学実験の提案も募集します。
開催日時 2016年11月1日(火)~2日(水)
会場

宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所
研究・管理棟2階大会議場
(神奈川県相模原市中央区由野台3-1-1)
TV会議システムでの接続を希望される方は世話人まで御連絡ください。

プログラム

下記を参照してください。
2016年度大気球シンポジウム プログラム

募集講演

(a)特別セッションでの講演

  1. 豪州など海外での気球実験計画(平成30年春期に豪州での気球実験を希望されている実験計画」については準備状況の審査も兼ねますので、講演を必ずお申し込みください。)
  2. 超小型の気球実験計画

(b)通常の講演

  1. これまでに実施した大気球実験で得られた成果
  2. 大気球に関連する技術開発
  3. 将来の大気球実験計画(平成29年度に気球実験を希望されているグループは実験計画や現在の準備状況についての講演を必ず申し込みくださいますようお願いいたします)。

なお、シンポジウムのプログラム編成の都合上、申込時のご希望とは異なるセッションでの講演をお願いする場合がありますので、ご了承ください。

申込・原稿提出方法

シンポジウムシステム(外部サイト)
https://www.sset.jp/ISAS_sympo/
から申込み、原稿を提出してください。

  • 講演発表は集録原稿の提出者に限らせていただきます。必ず事前にご提出ください。原稿はシンポジウム後、JAXAリポジトリにて公開します。
  • シンポジウムシステム利用にあたり、ユーザ登録が必要となります。 利用者マニュアルをご参照ください。

利用者マニュアル

申込期限 受付は、2016年9月30日(金)に終了しました。
原稿提出期限 受付は、2016年10月27日(木)に終了しました。
原稿様式 PDFファイル、A4サイズ4ページ内
問い合わせ先

シンポジウム世話人 齋藤 芳隆
Tel.:050-3362-4036
E-mail:bs2016@jaxa.jp