2019(令和元)年度公募型小型計画・宇宙科学ミッションコンセプトの提案募集

宇宙科学研究所(以下、ISAS)は、宇宙科学における学術研究に関する我が国の中核的な研究拠点として、大学共同利用システムの制度(注)に基づき、これまで様々な科学衛星・科学探査機プロジェクトや観測ロケットおよび大気球実験を実施してきました。2013年にISASは、宇宙理学・工学委員会に諮問した議論をもとに、今後20年を見据えた宇宙科学のロードマップの考え方をまとめました。 その中で、イプシロンロケットで打ち上げる規模の公募型小型計画を、戦略的に実施する中型計画・多様な小規模プロジェクト群と並んで宇宙科学研究を推進する3つの柱の一つとしました。その後、宇宙理学・工学委員会の下に設置された20年委員会の議論を反映した戦略シナリオに基づき、公募小型計画では、地球周回軌道からのサイエンスを適正規模のミッションでタイムリーに実現する一方で、衛星探査機の小型化・高度化技術などの工学課題の突破から惑星探査への展開も図り、高頻度な成果創出を目指すとしています(2019年5月21日宇宙政策委員会の宇宙科学・探査小委員会報告)。 現在、 2013年公募で提案された「小型月着陸実証機SLIM」がプロジェクトとして開発を進めており、2015年度公募で提案された、「DESTINY+」と「小型JASMINE」がプロジェクト化への準備を進めています。

(注)「大学共同利用システム」とは、宇宙科学に係る学術研究に関する我が国の中核的な研究拠点として、大学の研究者等との有機的かつ多様な形での共同活動を行う研究システムをいいます。(「大学共同利用システムによる宇宙科学研究実施規程」より)

イプシロンロケットを用いた公募型小型計画として前述の「小型月着陸実証機SLIM」「DESTINY+」「小型JASMINE」に続き実施するプロジェクトの候補提案を以下のように公募いたします。ただし、本公募および審査期間中に、 ミッション定義段階(Pre-Phase A2)にあるミッションを先に進める準備を行う可能性があります。宇宙科学ロードマップおよび戦略シナリオの考え方に基づき、戦略的な宇宙科学における学術研究の推進を念頭に、世界の宇宙科学をリードする一級の科学的成果が期待できる計画で、各研究分野のコミュニティの中で、最優先のプロジェクトとして戦略的に位置づけられている計画を求めます。また、今まで宇宙に関わってこなかった新しい分野からのミッション創出も期待します。

本公募に対する提案の選定は、複数の打上げロケットの候補となるもので、複数の提案を採択する可能性もあります。また、海外との共同提案も歓迎します。

以上を踏まえて、本公募の趣旨にふさわしい、世界の宇宙科学をリードする一級の科学的成果(理学的成果と工学的成果を合わせた広義の意味の科学成果)の創出が期待されるプロジェクトのミッションコンセプト提案を募集いたします。

公募要領 ダウンロードしてご利用下さい。
公募型小型計画・宇宙科学ミッションコンセプトの提案募集
資料・提案書 ダウンロードしてご利用下さい。
ミッションコンセプト提案書
ミッションコンセプト提案書 [Word: 42KB]
CMLチェックリスト
CMLチェックリスト時間軸 [Excel: 53KB]
募集締切 LOI締切:2019年11月10日(日) 17時 必着
提案締切:2020年2月5日(水) 10時 必着
問い合わせ先 事務局:JAXA 宇宙科学研究所 科学推進部
担当者:和木
TEL:042-759-8020
E-mail:koubo-isas(アトマーク)ml.isas.jaxa.jp
*(アトマーク)を@にかえてお送りください。