2028年または2029年にオーストラリアでの気球実験を希望する実験の候補に関する情報提供要請(RFI)
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所では,JAXAの大学共同利用システムに基づき,宇宙科学研究のための成層圏気球(大気球)を利用する実験を公募し飛翔機会を提供しています。JAXAが主体となって実施する国外での気球実験計画であるオーストラリア気球実験は,大型ペイロードの10時間以上の長時間飛翔や陸上での回収を実現することができ,国内で実施する気球実験と相補的な位置づけにあります。
2025年8月27日に発出した公募(25宇航科気キ0825001 )では,次回のオーストラリア気球実験計画の目途を2028年に設定しつつ,4~5年以内の実施を希望する実験提案を募集しました。
オーストラリア気球実験の実施には国内実験よりも長期の準備や大きなコストを要すること,ならびに,円安や物価高を含む近年のJAXAを取り巻く状況に鑑み,JAXA宇宙科学研究所では,オーストラリア気球実験を着実に実施し科学成果を創出するため,オーストラリア気球実験の最終公募時期を従来よりも1年前倒しすることとしました。即ち,次回オーストラリア気球実験を2028年3~5月に実施する場合の最終公募時期は2026年8~9月頃,同じく2029年3~5月に実施する場合は2027年8~9月頃となります。また,大気球実験グループでは着実な実施のため,最終公募に応募する実験提案には科学的な意義価値のみならず一定程度以上のフィジビリティ(実現可能性)として以下の条件を求めることとしました。
(a) 次々年3~5月のオーストラリア気球実験実施に至る計画が技術的にも人員や資金の観点でも成立する見通しを得ていること。
(b) 実験装置の重量(ゴンドラ構造体や電源などを含むJAXA大気球実験グループが提供せず搭載飛翔する物品の総重量)が最終公募への応募時の申告値から大きく変わらない(概ね±10%以内の精度である)見通しを得ていること。
(c) JAXAが運用等の実績を有する気球を使用する実験計画であること。
以上の経緯のもと,JAXA宇宙科学研究所大気球実験グループでは,2026年8~9月頃の正式な気球実験公募発出に先立ち,2028年3~5月または2029年3~5月に次回オーストラリア気球実験の実施を希望する実験の候補について,情報の提供を求めます。提供して頂いた情報を踏まえ,次回オーストラリア気球実験(2026年8~9月頃に公募発出予定)の最速実施時期の想定を2028年または2029年のいずれかに絞り込みます。仮に最速実施時期を2029年に想定することとなった場合には,2029~2030年の実施に関する情報提供を2027年6月頃に別途お願いする可能性があります。
また,今回ご提供頂いた情報は,今後のオーストラリア気球実験に関する中期的な計画見通しを立て事業計画を立案するためにも使用しますので,2028年または2029年に実施を希望する実験は 総じて情報をご提供ください。
なお,現段階では2028年3~5月または2029年3~5月に次回オーストラリア気球実験を実施することは未確定であり,予算や他の状況等により実施が取消また延期される場合もあることをご承知おきください。
気球実験計画が採択された後の大まかな流れは,公募要領 図1(最速ケース)をご参照ください。
オーストラリア気球実験の実施希望者に向けたガイドブックをご覧になりたい方は,公募要領 第8項に記載の電子メールアドレス(技術的な問合せ先)宛にご連絡ください。
| 公募要領 | ダウンロードしてご利用下さい。 2028年または2029年にオーストラリアでの気球実験を希望する実験の候補に関する情報提供要請(RFI) |
|---|---|
| 情報提供書 | ダウンロードしてご利用下さい。 2028年・2029年オーストラリア気球実験候補に関する情報提供書 [Word: 33KB] |
| 応募期限 | 2026年7月10日(金)17時(必着) |
| 送付先 |
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 科学推進部 ISAS公募事務局 宛て 電子メールアドレス:koubo-isas(アト)ml.isas.jaxa.jp *(アト)を@にかえてお送りください。 電子メールの件名に必ず【オーストラリア気球実験RFI応募】と明記してください。 |
| 大気球実験に関する 技術的な問合せ先 (情報提供書の記入事項に関する質問を含む) |
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 大気球実験グループ 電子メールアドレス: DAIKIKYU(アト)jaxa.jp *(アト)を@にかえてお送り下さい。 電子メールの件名に必ず【オーストラリア気球実験RFI応募問合せ】と明記してください。 |