宇宙科学談話会

ISAS Space Science Colloquium & Space Science Seminar

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次世代ロケット用ターボポンプタービンの技術課題と岩手大学での取り組み

船崎 健一(Kenichi FUNAZAKI)
岩手大学理工学部

宇宙の科学探査や宇宙利用の進展により宇宙機の打ち上げ需要が増加し、これに伴いロケットには高信頼性とともに高効率が従来以上に求められている。液体ロケット推進を支えるエンジンの要の一つであるタービンは、実はその設計技術は30年以上前のレベルに留まったままであり、高効率化を実現するためには航空エンジンの開発などで培われた新たな手法の導入が求められている。今回の講話では、タービンの技術課題を紹介するとともに、岩手大学における研究の現状を紹介する。

Place: Shin-A 2F Conf. room A (1257) / 新A棟2階会議室A(1257号室)