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今年も、アストロダイナミクスシンポジウムの講演募集の時期となりました。おかげさまで、今年で34回目を迎えます。昨年度に引き続き、今年度も現地とオンラインでの発表・ 聴講を両立するハイブリッド開催とする方針でございます。本年度は3度目のハイブリッド開催ということで、前年度までの反省も踏まえてより良い運営を行っていく所存でござ います。またシンポジウム一日目の終了後には、ささやかながら参加者の交流のための懇親会も用意する予定ですので、ご都合の付く方はぜひ相模原の現地にお越しいた だければと思います。
宇宙開発が高度化し、ロボティクス、編隊飛行、月・惑星探査などと、応用力学に基礎をおきながらも、航法・誘導・制御の研究領域でもあるアストロダイナミクス分野の重要 性は、ますます高まっているように思います。JAXA等のプロジェクト関係者が、大学や、研究機関の方々と、各種の研究課題を話し合い、理論の応用を模索することは大い に有意義であると考えております。われわれアストロダイナミクス関係者としては、ときには、純粋に研究・技術論議に時を過ごす機会を確保したいものと考えております。
昨年度は講演数が69件、参加登録者数も200名以上を数え、大変に盛況でした。今年度も、発表時間の確保を第一に、1件あたり30分間を確保し、十分な発表時間と質疑時間を用意いたします。 今年度は予想外に多くの方から発表希望をいただいたため、1件あたり25分間に短縮させていただきます。直前の変更となり申し訳ございません。内容は、できるだけ構想やシステム記述様の総論的なものは避け、地味ながらも基本的な研究・技術課題に焦点をあてて取り組みたいと考えておりま す。未完成あるいは途上の研究・技術発表も多いに歓迎したいと思います。大学院生や若手技術者の方々の参加も期待しています。なお一昨年度からの試みの一つとして、 講演の後刷り集については、従来の論文形式に代えて発表用スライドの提出も認めることとしております。発表者の皆様のご負担も軽減されることと思いますので、奮ってご 発表いただければと思います。当シンポジウムは既発表の内容でも発表を受け付けます。後刷り原稿は全員提出を原則としていますが、著作権の関係で、当シンポジウムの リポジトリに掲載する内容を制限することも可能です。当シンポジウムでは著作権の譲渡を求めません。また、留学生の方にも積極的にお申し込みいただければと思います。
幹事メンバーも世代交代し、より良いシンポジウムとできるよう様々な試みを実施しております。今後とも、当シンポジウムがアストロダイナミクスコミュニティの発展・活性化に 貢献できるよう努めてまいりますので、引き続き皆様のご指導・ご鞭撻をどうぞよろしくお願い致します。
開催日 |
2024年7月29日(月)〜 30日(火) 9:00~18:00 JST |
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開催場所 |
ハイブリッド開催(JAXA相模原キャンパスA棟 & Zoomミーティング) |
世話人 |
大塚敏之(京大),神谷俊夫(明星大),島岳也(三菱電機),外本伸治(九大),山田克彦(大阪公大),樋口丈浩(横国大),照井冬人(神奈川工科大),鈴木宏二郎(東大),久保田孝(明治大),大西隆史(富士通),飯塚浩二郎(芝浦工大),中谷一郎,吉川真,岩田隆敬,橋本樹明,川勝康弘(JAXA) |
マニュアル |
参加登録・準備等については下記を参照してください。 |
プログラム |
今年度は予想外に多くの方から発表希望をいただいたため、1件あたり25分間に短縮させていただいております。直前の変更となり申し訳ございません。 |
懇親会 |
費用:一人1500円 |
講演申込 |
【申込期限: |
開催概要・ 講演募集テーマ |
下記のテーマを中心に、発表を募集します。発表は日本語ですが、講演スライドは英語を推奨します。一部、外国人のセッションが設けられる可能性があり、英語発表をお願いする場合があります。
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講演原稿について |
講演集は後刷り(英語)となります。 |
問合せ先 |
JAXA宇宙科学研究所 木下 美夏(事務局) |