Best Student Contribution Awardを受賞した、高倉隼人氏

第30回International Symposium on Space Terahertz Technology (ISSTT) 2019 in Gothenburg, Swedenにて、Best Student Contribution Awardを受賞した、高倉隼人氏(東京大学大学院理学系研究科 天文学専攻 修士2年)

ISSTTは、1990年より毎年開催されている宇宙物理学や地球科学応用にフォーカスしたミリ波からテラヘルツ技術の研究会で、欧州のHerschel衛星やミリ波サブミリ波干渉計ALMAの開発の母体として研究開発の成果が議論されてきました。

高倉氏の研究は、宇宙マイクロ波背景放射偏光観測衛星LiteBIRDの低周波望遠鏡の広視野の受信パターン測定をこれまでにない精度で測定したものです。これにより宇宙マイクロ波背景放射の偏光パターンを測定するのに必要な精度に到達できる可能性が示されました。
この賞は、大学院生の発表のなかから科学的な成果と発表の質の両面から評価されたものです。

Best Student Contribution Award (ISSTT2019)
https://www.isstt2019.com/best-student-contribution